前回は、多忙で・・・なんていっぱしのビジネスマンを気取ってみたけれど、
「なんだかんだ言って、結局いってないやん」
という心の中の自分に背中を押されしまいました。
あぁ、時間はできるんじゃなくって作ればいいんだって、
前から知ってる単純な答えを忘れていたことを思い出して、
ちょっと行ってきました。
うん、いろいろ飲めて嬉しかったですね。
とはいいつつ、忙しい中で予定外の外飲みだったから、
超美人で優しい愛妻にしばかれる感じがちょろっと。
(もぉそれが一番コエぇんだよ)
さて、貰いものシリーズも第11弾です。
(お前貰いすぎだろって言わないで。世の中親切な人が多いんだよ。)
これはBBIとしては嬉しい一杯です。
Benriachの1970でBatch1のボトルです。
(ラベルがにじんでるのは、私の保管が悪いからですね。スイマセン。)
Benriach 34yo 1970 51.2% #4005 Hogs-Sherry-Cask
いきなり香りが立ち上り、口に含んでも、
その香りのままの味わいが爆発する。
干しブドウとオレンジ系シトラスの煮込み、
rancio、樽木、香ばしい麦感、木材の甘み。
スパイス、チェリー、紅茶、フレッシュな赤ワイン、イチゴジャム。
照り焼きのタレを薄めたもの。濃口醤油のコク。
タンジェリンの味香りが口内で弾けて鼻に抜け、素晴らしい。
お~、とてもいいです。
BenriachはSherryも良いんだよって、改めて教えてくれる一杯でした。
しっかりとしたシェリー樽熟成の中に、Benriachらしい果実感を存分に携えて、
Taiwan向けのLast Caskに負けず劣らずに抜群のレベルのボトルでした。
敢えて言うなら、このボトルは果実がフレッシュに迫ってきて、
Taiwan#2855は、発酵したパンや桃ネクターに熱を加えたような、
独特の熟成感がありました。
香って抜群に香りが立って、
口に含んで口の中一面にrancio+果実が充満して、
戻ってきて、また喉の奥から鼻まで溢れだす。
いや、これはホントにいい。
BenriachのSherryが思う存分味わえて幸せでした。
では、ごきげんよう。
#Benriach