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時間は作るもの Benriach 1970 #4005

 前回は、多忙で・・・なんていっぱしのビジネスマンを気取ってみたけれど、
  「なんだかんだ言って、結局いってないやん」
 という心の中の自分に背中を押されしまいました。
 あぁ、時間はできるんじゃなくって作ればいいんだって、
 前から知ってる単純な答えを忘れていたことを思い出して、
 ちょっと行ってきました。

 うん、いろいろ飲めて嬉しかったですね。
 とはいいつつ、忙しい中で予定外の外飲みだったから、
 超美人で優しい愛妻にしばかれる感じがちょろっと。
 (もぉそれが一番コエぇんだよ)

 さて、貰いものシリーズも第11弾です。
 (お前貰いすぎだろって言わないで。世の中親切な人が多いんだよ。)

 これはBBIとしては嬉しい一杯です。
 Benriachの1970でBatch1のボトルです。
 (ラベルがにじんでるのは、私の保管が悪いからですね。スイマセン。)

 Benriach 34yo 1970 51.2% #4005 Hogs-Sherry-Cask
  いきなり香りが立ち上り、口に含んでも、
  その香りのままの味わいが爆発する。
  干しブドウとオレンジ系シトラスの煮込み、
  rancio、樽木、香ばしい麦感、木材の甘み。
  スパイス、チェリー、紅茶、フレッシュな赤ワイン、イチゴジャム。
  照り焼きのタレを薄めたもの。濃口醤油のコク。
  タンジェリンの味香りが口内で弾けて鼻に抜け、素晴らしい。

 お~、とてもいいです。
 BenriachはSherryも良いんだよって、改めて教えてくれる一杯でした。
 しっかりとしたシェリー樽熟成の中に、Benriachらしい果実感を存分に携えて、
 Taiwan向けのLast Caskに負けず劣らずに抜群のレベルのボトルでした。
 敢えて言うなら、このボトルは果実がフレッシュに迫ってきて、
 Taiwan#2855は、発酵したパンや桃ネクターに熱を加えたような、
 独特の熟成感がありました。

 香って抜群に香りが立って、
 口に含んで口の中一面にrancio+果実が充満して、
 戻ってきて、また喉の奥から鼻まで溢れだす。
 いや、これはホントにいい。
 BenriachのSherryが思う存分味わえて幸せでした。

 では、ごきげんよう。

#Benriach

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