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2割増し? Glenlivet 1976 Signatory

 うん、順調に更新できるようになってきました。
 この調子でまた続けば良いな。

 溜まっている古いのから書いていかないと、
 備忘録的にはダメかなと思っていましたが、
 むしろ新しいのから書いた方が、
 まだ頭の中に鮮明な記憶が残っていて、
 臨場感を持って記事にすることができるから、
 よりやる気が出るなぁって思うようになりました。

 で、今日も、新しいほうから。
 新旧織り交ぜた、旧寄りの方で。
 Glenlivetの1976年蒸留、SignatoryのDumpy瓶です。

 Glenlivet 25yo 1976 57% SV #5535 Sherry-Butt
  キューンと来るシェリーは高貴さを感じさせる。
  高貴なのは、上品ではあるけれど、
  線の細いたおやかさではなく、
  芯のしっかりとした気の強めの優雅さ。
  非常に香り高い。
  酸味を少し持って、チェリー或いはヤマモモ。
  ベリージャム。ドライフルーツ。
  香りとはうらはらに、ボディは厚くない。
  やや香ばしい麦と少しの煙が下の方に。
  しかし香りは最後まで素晴らしい。
  飲み終わりには、グラスは真っ白。

 SignatoryのDumpyは、このラベルも羽ペンも、
 90年代前半を思い出して、とっても嬉しいです。
 飲む前に先入観を持つのはどうかと思いますが、
 このボトルを見ると、自動的に評価が
 2割増しになっている様な気はします。

 いや、ひいき目に見ているのを割り引いても、
 このボトルの香りの良さは、
 決して揺るぎないものだと思います。

 では、ごきげんよう。

#Glenlivet

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