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もどかしい Portellen 1978 Signatory Dumpy

 通勤の電車には、スーツケースを持った家族連れを良く見るけれども、

 うらやましいような、大変そうだなと思うような、

 複雑に混ざった感情。

 今日で4月も終わりかぁ。
 う~ん。
 なかなか進まないなぁ。
 仕事も、旅行計画も、外飲みも。
 ちょっとずつは前に行ってるんだけど、
 もどかしい進み具合。

 さて、今日はこのボトル。
 1978年蒸留ののPortellen。
 SignatoryのDumpyボトルです。

 Portellen 28yo 1978-02 56.7% SV-Dumpy Bonili-Japan
  キレを残しながらも、前に出ず、支えに回るピート。
  シトラスは酸味を除いて、結晶化したような凝縮感。
  注意して気付くチーズはクセなく爽やかに。
  下方にさりげなく塩気と出汁。
  凝縮したシトラスは最後まで長い。

 単一樽だからか、種々の味わいがさほど混和せずに明確に現れて、
 熟成感、瓶熟感による、大人しい方への向きとバランスしており、
 それを楽しみながらIslayらしさに浸ることができます。

 では、ごきげんよう。

#Portellen

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