MENU

赤ちゃんのかかと Dufftown 40yo/8yo/10yo/8yo

 かかとの角質層ってやつですか?
 ごつくなってきて、ちょっと困るんですよね。
 なので、電動やすり機みたいなのを買ってケアします。
 目指せ赤ちゃんのかかと。

 え~、今日はDufftownです。
 Glenmorangieは新し目のもあったんですが、
 Dufftownはオールドばかりですね。
 すいません。
 やはり手前から飲んだ順です。

 さて、最初は40年熟成です。
 Bellのオールドでおなじみのスタイルのボトルです。

 Dufftown 40yo e80s Black Dumpy
  やや乾燥した強いスモーク。
  その下に、オールドのダフタウンらしい素朴な麦感と木材感。
  その二層の味わいは不快な分離ではなく、
  面白さをもたらして飽きさせない。

 優雅なあるいは枯れた長期熟成感ではなく、
 無骨でありながらとげとげしくはない味わいでした。
 二層構造がなかなかに曲者で面白いです。

 続いてはトール瓶の8年です。

 Dufftown 8yo 80s? 46% Tall
  開けて1週間程度とのこと。
  アルコール感に負けない味わいで充実。
  アプリコットジャム。
  カステラの黄色とこ。
  八年の若さはネガティブでなく、伸びやかさを与える。
  素朴味わいに、樽木かシェリーかの味わいが適度に絡んで、
  非常に好ましい。

 具合いいですね。
 46%の度数もいい方向に効いていると思います。

 次はトール瓶の10年です。

 Dufftown 10yo l80s 43% 750ml Tokkyu Shigematsu-Boeki 
  優しい麦甘さは濃くなく、緩く切れていく。
  土っぽくはないが、鄙びた根菜の味わい。
  ドライ、乾燥した麦藁。

 Dufftownにしては厚みのある素朴さではなく、
 あっさりめになっているのは、
 オールドボトルの中では
 比較的新しい年代だからでしょうか?

 さて、最後は70年代の8年です。

 Dufftown 8yo 70s 80proof 26-2/3fl.ozs Ghirlanda Italy
  赤い果実が刺し目。
  パフュームの手前を見切っているよう。
  オレンジピールで締める。
  甘さと苦味の混在した樽木。
  尖りやニユーポット感なく上出来な短期熟成。
  終わりに麦クリーム。
 

 いいですね。
 オールドの短熟ならではのおいしさです。
 噛みしめるしみじみを超えて、
 8年とは信じられない強深い味わいです。 

 よし、順調に更新していくぞ。
 では、ごきげんよう。

#Dufftown

この記事を書いた人