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雨家族の威力 Teith Mill

 今日は娘2号の強いリクエストにより遊園地へ。
 おっさんにはキツイ遠心力のジェットコースターはつらいなぁ。
 しっかし、うちの子は何故にみんなお化け屋敷に行かんのか?
 怖がりにもほどがあるような・・・

 しかし雨男女の我が家が全員集合だともちろん最後は雨。
 結構遊んだなぁ~、今日は早い目に返ろうねといったあたりの時間で、
 あ~雨降りそうだなぁと。
 そう思ったところで遊園地を退場して駐車場へ・・・
 はい、雨が降り出しました。
 まだ園に残っている人にご愁傷様と心で謝りつつ、にやりとして帰路へ。

 さあ、今日もBlended/Vattedの強化期間を継続して、
 初めて見た知らないボトルを。

 あるバーにて、さぁて次に何をいただこうかなぁときょろきょろ。
 ん、これは初めて見るボトルだなぁ。
 そしたらやっぱり気になるじゃないですか。
 うん、じゃ飲んでみよう。
 Teith Millの特級ボトルです。

  Teith Mill 750ml, Tokkyu, Deanston Distillers, Sogo-syurui-center
  開いたとは言えないものの、こもりはほぼなく、
  今から伸びて行くのか、はたまたここで頭打ちなのか、
  そんな行く末を楽しみにさせる一杯。
  明瞭な輪郭。
  リンゴやバナナのエステルだが、モッサリ感はなく、
  固く細いボディが切れを感じさせる。
  それは繊細な乾燥した麦感にも表れている。
  煙も包み込むようではなく、引き締まりに貢献している。

 マスターに伺うと、Deanstonベースらしい・・・
 あ~確かにラベルには"Deanston"の名が入っています。

 このボトルはググってもなかなか情報がないのですが、
 SMWSによりますと、もともとその地域にはTeith川を活かした
 Cotton Mill、つまり紡績工場があって盛んであったと。
 1900年代後半には紡績工場は休止されるのですが、
 オーナーがこの地でのwhiskyの蒸留所としての利点を見出して操業を開始し、
 最初に出てきた5~6年物のSingle Maltを"Old Bannockburn"と名付け、
 "Teith Mill"と名付けられたBlendedにもその原酒が使われたそうです。
 これが"Teith Mill"の由来ですね。

 お~ふむふむ。
 賢くなったような、酔えば一発で忘れる豆知識のような・・・

 では、ごきげんよう。
 
※誤字修正
  

#Teith Mill

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