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夢のおすそ分け Bruichladdich Riserva Veronelli

 一昨日の夜だったかな、
 真夜中に寝床に行って、娘3号がすやすや寝ているのをみて
 隣の布団へと。

 さぁ寝に落ちようかというところで、「グフッ」って。
 調子悪いの?咳でむせたの?って、
 娘3号を覗きこんだら、
 寝ながら笑ってやがる。

 お前寝てんのに、何でそんなに楽しそーやねん。
 一体どんな夢を見たら、吹き出すほど笑えるんだろう?

 ちょっと、その楽しい夢をおすそ分け願いたいと、
 彼女と私の掛け布団を隙間無いようにくっつけて、
 手をつないで寝てもらいました。

 さぁ、良い夢は見れたのでしょうか?
 そんな今日のボトルはこれを。
 Bruichladdichの1965年蒸留の22年熟成、
 "Reserva Veronelli"です。

 Bruichladdich 22yo 1965 48.8% OB "Reseva Veronelli"
  シトラス。
  樽木の香りが素晴らしく立ち上る。
  枯れてはいないが、少しの紙。
  喉の奥で乾きつつ、
  ヨード感の無いドライなピートが切れる。
  飴のコーティング。
  後ろの僅かな昆虫と鉄っぽさが
  複雑さを増している。

 彼女の驚異的な天然の能天気さは、
 将来を心配すると同時に、非常に癒されるのも事実。
  「***ちゃんはいつも楽しそうでいいですよね~」
 って、何度も言われるたびに、
 それって、褒め言葉なんだか?って思ったり。

 正直言うと、彼女には申し訳ないが、
 永遠にそのキャラで貫いて欲しいというのは、
 親心ではなく、全くの私のわがまま。

 でも、少なくとも私はあなたに手をつないでもらったら、
 ものすごく癒されているんだよ。
 おそらくあなたが私に手をつないでもらって癒される以上に。

 今日はウィスキーのテイスティングなんだか、
 娘3号の性格分析なんだか分からないけれど、
 まぁ、そんな備忘録ですよ。
 こういうのを、5年程経ってみると、
 あ~、こんときはこうだったんだぁ~
 って、立派な備忘録になるんだってさ。

 では、ごきげんよう。
 

#Bruichladdich

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