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時代遅れ Barbancourt 1950s & Barrilito 1980s

 最近子供とテレビを見ていたら、
 「あまちゃん」というのが
 海女さんから来ているのを初めて知った。
 一度も見たことなかったし・・・
 「じぇじぇじぇ」が驚きの言葉と言うのは聞いていたけど。
 「倍返し」というのが半沢直樹のセリフというのは知っているけれども、
 そのドラマも一度も見たことがなかった・・・

 どうなんでしょうね。
 まぁ別にいいんですけど。
 書いているお酒のブログも流行に全く関係ないし。

 さて、ラムシリーズ継続中。
 今日は、HaitiのBarbancourtの5-Starと、
 Puerto-RicoのRon del Barrilitoを。

 まずは、Barbancourtから。

 Barbancourt 1950s 5-star, Haiti, NY import
  やさしい果実は酸味を抜いたリンゴ。
  ポートワインフイニッシユな感じ。
  干しぶどう、黒スグリの煮詰めたものの上澄み。
  プラム。
  苦みのない紅茶飴。
  白胡椒、コリアンダー。
  揮発と共にい草。
  上品で赤い甘さが長く残る。
  いや、あまり飲んでいない味だから、
  上品でワインフイニッシユのような、
  それでいて切れ系ではないこのボトルの表現が難しい。

 なかなかに複雑な味わいで、
 浮かんでくるもやもやとした感覚を、
 どのように言葉で表現すればよいのか、
 私の乏しい語彙力では難しかったです。

 続いては、Ron del Barrilitoを。

 Ron del Barrilito 1980s 43% 750ml Puerto-Rico
  はじめに精製した砂糖の甘さ。
  ついで種々の薬草が尖り無く。
  カステラの中側。
  ビワ、洋梨。
  胡椒優先のスパイス。
  複雑ではないが、砂糖甘さとミント、スパイス、
  バニラカスタードが交差して
  非常に楽しい味わい。
  80年代のスタンダードで、
  バカルディホワイトと同じ原酒だそうな。

 強重い系やエロい系、島っぽい系のいずれでもなく、
 明るくわかりやすい味わいが真っ直ぐに来る系でした。
 陽気に飲みたい時のスタートにはもってこいかと。

 では、ごきげんよう。

※ 誤記修正 Tahiti => Haiti

#Barbancourt #Barrilito

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