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メール消えちゃったよ Highlandpark Bottlers

 妻1号に携帯電話からメールを送って、
 返事来てないかなぁとしばらく経って見たら何か変。
 何が変かって、メールが一つも無い。
 振り分けフォルダはあるんだけれども、
 受信・送信ともメールが跡形もなく。

 う~ん。とりあえず再起動。
 とやってみたら、中身空っぽの振り分けフォルダまで消え失せた。
 え~。
 どうしても残しておかなくちゃいけないメールはないし、
 アドレス帳は残っているから実害はないんだけれど・・・
 バックアップは大事だね。

 さて、前回の続きでHighlandparkを。
 今日はボトラーズです。
 まずはこれ、最近の黒ケイデン、スモールバッチです。

 Highlandpark 25yo 1988-13 55.7% Sherry-Butt Cd-Small-Batch
  ベリー系ジャムにやや花をまとったフルーティーさが、非常に上品。
  焦げた醤油。
  革。
  ただし、えぐみや苦みはなく、
  濃いシェリーという印象を残す程度。
  見た目ほどゴリゴリ押さないシェリー樽に好感は持てるが、
  それでも原酒より樽優先だなぁ。

 しっかりシェリー、でも行き過ぎない。
 個人的には良い落としどころに感じます。

 次は黒ケイデンの古い方。
 ダンピーの22年熟成です。

 Highlandpark 22yo 80s 46% 750ml Cd-Black-Dumpy
  ヘザーが軽くと言うよりは、かなり華やか。
  ピートはあまり感じない。
  明るい麦。
  香りに次第になれるに連れて、
  ヘザーハニー?という感じも。
  少しの粉っぽさ、天花粉?

 明るく華やかかつ軽やか。
 美味しいって、ついついゴクゴク飲むと
 早く終わってしまいます。

 次はGMのマクファイルコレクション。
 30年熟成です。

 Highlandpark 30yo m00s 43% GM-Macphail's-Collection
  シェリー。
  意外に強めのピートは乾燥して。
  ヘザーと呼ぶのかは知らないが、花。
  薄く蜜感。
  焦げ?なくらいにピートを感じる。
  赤い果実を煮詰めて、しかしジャムではなく、その上澄み。
  長熟ならではのこなれた香りの良さはあるが、
  ボディ弱く、深く濃い輪郭で無く表面を彫刻刀で削ったよう。

 ピート強めで長熟感は味・香りにも出ているのですが、
 もう少しどっしりとボディが欲しいかな。
 う~ん、でもこの軽快さの上の香りを楽しむべきなのかも。

 最後はサマローリ向け、30年熟成です。
 小瓶わけをいただいているので写真は無しです。

 Highlandpark 30yo 1968-98 40% #11169 Samaroli 30th Anniv.
  ややヒネ?
  モワっとした奈良漬けと湿った古い木材。
  優しく上品なシェリー。干しぶどう。
  温州みかん。
  塩、少しのピート。
  香りのモワっとしたのが味に少し回るのが残念。
  落ち着いた花は、花粉の粉っぽさやパフュームではなく、
  やさしい香りを添える。
  熟成感のある樽木が少しの煙りと枯れを嫌味無くもたらす。
  枯れは或いは灰、煙草の葉、
  火にくべた木との混じり合い。
  少しの蜜クリーム。
  オレンジシトラスと木材のバランスが素晴らしい。
  幾ばくのヒネがなければ!

 非常にいい具合なのですが、コモりというかヒネというか、
 突き抜けきれないものを感じてしまって、
 惜しいところでした。

 さて、いろいろHighlandparkを飲みましたが、
 らしさがわかったかと言えば・・・
 やっぱりわかんないなぁ。
 シルクプリントだけなら、ふんふんと納得なんだけど。
 オフィシャルですら、いろんな味わいがあるからなぁ。

 では、ごきげんよう。

 

#Highlandpark

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