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来ました Benriach 1983 for Asta Morris

 先週から仕事が雪崩の様にやってきて、
 体力的にも精神的にもテンパっている今日この頃です。

 おかげでやっと復活してきていたこのブログも、
 ここいら滞り気味なのが残念なところでした。

 でも、今日はこのボトルが届きましたから、
 そりゃ、BBIとしては行っときましょう。

 初ビンテージのBenriach1983、Asta Morris向けです。

 

 Benriach 29yo 1983 44.1% #299 Ref-Hogs OB for Asta Morris
  開栓で。
  第一印象は、バニラと新しい木材の甘い香りと味。
  最初はちょっと風味が弱く、砂糖水なところも。
  蜂蜜のかかったホットケーキ。
  徐々にシトラスはレモンとオレンジ。
  後から塩気と赤唐辛子。
  口内で揮発と共に、上顎に強く木材、カツオブシ。
  開栓だからか、まだ甘さと辛さが分離して、
  全体としてこなれてはいない感じ。
  ややもったりした甘さを、透明感のあるシトラスが攻めてくるが、
  新樽の様なスパイス感が壁になるよう。
  しかし、非常に甘い香りが、少しの花に乗せて心地いい。

 開栓から甘~い風味と、シトラスがとてもうれしいです。
 一方で、70年代終わりからのボトルに時折感じる
 塩・赤唐辛子な辛さが混ざり合わずに存在するように思います。

 初めての1983。旨いです。
 ただ、Benriachらしさが爆発かといえば、
 68~76年辺りに理想的に思い描いている方向とは、
 若干違っているのかな。

 そのうちに、予告をしていた方には小瓶を送ります。
 不幸の手紙ではありませんので、
 届いた方は味わっていただいて、よろしければご感想を。

 では、ごきげんよう。
    

#Benriach

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