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陰ではない Bruichladdich 21yo Limited Edition

 ほぼマンスリーブログを、久々の更新です。
 以前と変わらない頻度で非常にいいお酒を飲ませていただいていますが、
 なんでしょう、このブログ更新のモチベーションの低さは?

 Islayは非常に人気の華のある蒸留所が数多くありますね。
 Ardbeg、Bowmore、Lagavulin、Laphroaigに、閉鎖されたPortellenと、
 いずれも少し古い蒸留年ならばすごい値段になってしまいます。

 そんな陰に隠れているのか?Bruichladdich。
 しかし、この日は始めに飲んだBowmore 30yo 1963に
 負けず劣らずの印象を残してくれました。

 Bruichladdichの22年熟成、Limited Editionです。

 Bruichladdich 21yo 53.4% Cask Strength "Limited Edition"
  まさに気高いシェリーの香り。
  押してこない、しかし明確に存在感を示す。
  タンニン強くない赤ワイン。
  少しの香ばしさは、ビターチョコ或いは焙煎したコーヒー豆。
  ドライフルーツ。
  長すぎない熟成もバランスの良さを後押しする。
  やや飲み応えより香り優先ながら、
  その香りとバランスの良さに素晴らしいと思わざるを得ない。

 ボトルに蒸留年と瓶詰年の表記があったのかは失念ですが、
 Whiskybaseによりますと、1972-1994ですね。

 あらゆる角度に対する完成度を見るボトルではないですが、
 その素晴らしい香りに敬意を表します。
 初めて見るボトルでしたし、
 マスターの、
 「ラディだからか山積みだったけど・・・、でも美味しいよ。」
 と冗談とも本気ともつかない話から、
 まぁとりあえずと飲みましたが、素晴らしいです。
 圧倒的なパワーのあるボトルではないのが、
 かえって香りの良さを印象付けてくれました。
 Islayの有名蒸留所に負けない味わいは、
 充分に主役をを張ることのできるものでした。
 
 では、ごきげんよう。

#Bruichladdich

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