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来てるよコレ Limerick Slaney 1988 Adelphi

 あー、年末になってきました。
 今年は万遍なく忙しかったせいか、
 途中で疲れを抜く暇がなくって、
 今頃、ドッと疲れが出てきました。

 でも、さぼったままで今年のブログが終わるのも悔しいので、
 たまには更新しておきましょう。

 さて、新入荷紹介で終わっていた、Limerick Slaney。
 Adelphi向けのCooleyは、すでに飲んでいます。
 今日はこれを。

 Limerick Slaney 24yo 1988 56.8% 1st-Bourbon-Brl #10516 Adelphi
  オイル、バニラ、南寄りのオレンジ。
  粘性強く非常にオイリーなBenriach76。
  果実感はシトラスから、徐々にパッションフルーツへ。
  強くバニラクリーム。
  揮発時に塩気も。塩気に混じってピート。
  少しの金属感は鉄或いは鉛筆。
  シトラス&パッションフルーツは強まる。
  マンゴーやグアバのような濃厚練り練りの南国とは違う方向。
  単調ながら、シトラス系南国果実、バニラ、オイルが凄い。
  時折、木材の苦味、塩気、ハーブが交代に顔を見せることで、
  それまでとは逆の印象をもたらす不思議。
  PeatedのBenriach76、Craigellachie hotelとの比較では、
  枯れた樽木の長熟感のBenriachと強めのバーボン樽感のSlaney。
  木材の甘さ、苦さ、少しの香木、スパイス、シトラスなどを
  良く混和しまとめる熟成感のBenriach。
  一方で、バニラ、トロピカル、木材の甘さなど
  特徴的な味わいが突出する感があるSlaney。
  しかし、比べれば差異を見つけることはできても、
  Benriachの76が入ったんですよ~と単独で出されたら、
  さすがだよね、俺Benriachの味わかるもんねと、
  ドヤ顔出して言うんだろう思うと、とても怖いなぁ。

 幾人かの方には、単独あるいは同じくCraigellachie hotelと一緒に、
 小瓶に移したものを味わっていただきましたが、
 概ね、楽しんでいただけたのではと思います。
 Benriachはwhisk-e向け#414の方が面白かったかもしれませんが、
 お家に開栓中のものがなかったので致し方なしです。

 うん。トロピカルフルーツパフェを満喫です。
 前回のブログで、Sergeさんのwhiskyfunにあった
 同ボトルの記事
を参考に購入したと書きましたが、
 "Yes, exatly! Serge"
 まさに、おっしゃる通り。
 ありがとうございました。

 これでもう少し安ければいうことないのですが、
 そう言いつつ、もうおかわりを発注済みです。

 今年一番の印象に残ったボトルを検討中ですが、
 改めて見ると、今年もいろんなボトルをいただきましたね。
 今年の最終更新はその記事で行きたいと思います。

 では、ごきげんよう。

 
 

#Cooley

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