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急浮上 Talisker Limited edition

 これはどんだけヘビーなんだって、
 いつまで海底に沈んでんだろうって、
 そう思っていたら・・・

 おいおい、急転直下に片付くのかよ。
 じゃぁ、今日に稟議的会議を通せば一段落?
 そーか、この内臓が裏返りそうなこの大問題は、
 予想外にあっさり終わるのね。

 よ~し分かった、
 じゃ、今日は飲みに行くよ。

 「よ~し2本行っといて」って、
 そりゃ店では売り切りにくいでしょって、
 そんなお酒を嬉しげに仕入れておられるお店が一軒目。

 「これ味見たかったんですよね」って、
 10年前くらいのボトリングを封切って、
 「う~ん、最低半年、ダメなら5年後にしましょうか?」
 なんて味見させてくれながら、埋め作業なお店が三軒目。

 プロの嵌り具合は、
 シロウトの趣味以上に突き抜けて、
 楽しいにも程があるって、そんな具合。

 うん、二軒目がないね。
 それは一軒目にウィスキーを食前酒に飲んで、
 二軒目はビールと焼酎で晩御飯をつまんで、
 締めのウィスキーを三軒目で飲んだから。
 そう、食前酒はウィスキーこってり。

 今日、うだうだ書いているのは、
 先週からのジェットコースターの様な浮き沈みを、
 飲み屋のカウンターで愚痴るように、
 ちょっと愚痴ってみたいから。

 いや~、良かった。ホント良かった。
 前文も、こんだけ入れたら、
 ちょっと和んだしね。

 そんな今日は、これ、
 Taliskerの蒸留所限定版です。

 Talisker -2004 60.0% "Limited Edition" for the sale only at the distillery
  尖った強いTalisker。
  塩辛い。
  一方で、裏は非常にシトラスフルーティ。
  バシッと鋭い味わい。
  度数だけでなく、乾いた強いピート。
  徐々に木炭なピートが来て、
  全体をしっかり燻していく。

 古いタリスカの様にこなれたな味わいではなく、
 意外なほどに切れがいい。
 とはいいつつも、2000年代は新しいと思いきや、
 2004年ボトリングは、プチオールドな扱いですかね? 

 では、ごきげんよう。

 

#Talisker

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