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バイ・バイ夏休み Bowmore Bicentenary

 8月もあと1週を残していますが、
 我が家の子達は明日から二学期です。

 今年の夏は遊びつくしたとまでは行きませんが、
 海にも流れるプールにも行ったし、
 美味しいものもしっかり食べたし、
 今夜を含めて夏祭りも何度か行けたね。

 これで夏休みともバイバイ。
 で、私のブログもさぼりにバイバイで、
 Islayシリーズに戻って
 二つのBicentenaryでバイ・バイです。
 ではBowmoreのBicentenaryを。
 まずはNASのバッティングの方から。

 Bowmore NAS 1979 43% 75cl "Bicentenary"
  トロピカル、ピート、肉感のバランス良い。
  じわじわと来るトロピカルはさすがだが、強くはない。
  上品なシェリーと相まって、複雑な熟成感。
  圧倒するよりは、探していく感じ。

 これは開栓からさほど時間が経っていないときに
 飲んだ感想です。
 そして同じボトルを約二か月半後に飲みました。
 それは下に。

  ジリジリと迫るピート、ヨード
  土壁、南国、ヨーグルト。
  野生な動物とまではいかないが、
  寝てる子供のにおいを嗅いだときのような人の匂い。
  素晴らしくさりげないシェリー。
  バッティングの良さが、短熟の長熟の間に落とし所を持つ。

 一度目よりも土壁持った南国感が、
 じわじわと来るピートを纏って、
 熟成した複雑さもあり、素晴らしい出来でした。

 一度目と二度目の間には、
 1964蒸留のBicentenaryを分けていただいて
 飲ませてもらえる機会がありました。

 Bowmore 1964-79 43% "bicentenary"
  意外に強いシェリーはフィノっぽさも。
  ピートもやや乾燥してヨード少なく厚い。
  次第に潮気が強くなり、ヨーグルト感も。
  土壁感しっかりで、ネクター或いはバター。
  アップルパイ。
  アーモンドやくるみの脂っぽいミルキーさ。
  オレンジシトラス。

 NASに比較してピート・シェリーともに強めです。
 味わいも比較してしっかり濃いめです。
 50年代熟成の超熟が入ったNASの方が
 落ち着いて柔らかな熟成感を漂わせます。

 Cask Strengthの方も、そのうちには飲む機会があるかな?

 では、ごきげんよう。
 

 

#Bowmore

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