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恒例の Ardbeg 1973 DL-OR-PS

 昨日は年一回恒例の芋ほりでした。
 午前早くに作業を始めたおかげで、
 正午前より降り出した雨をかろうじて避けることができました。

 採ったジャガイモを干しながら、
 ガスコンロで沸かしたお湯で湯がいて、
 その場で塩・バター・マヨなど、思い思いに食べました。
 うん、旨い。

 晩ごはんはコロッケをたっぷりと。
 (自分が育ててはいないけれど)自分で収穫して、
 自分で料理して、自分で食べる。
 うん、これも旨い。
 嫁1号の実家には、毎年季節感を味あわせてもらって感謝です。

 あ~、台湾から届いたマンゴーも早く食べたいなぁ。
 こちらも季節感バリバリだからね。

 さて、相変わらず滞って、
 この分じゃ溜まっていく一方の飲み備忘録ですが、
 ちょっとでも進めましょう。
 今日のIslayはこれを。
 Ardbegの1973年、Douglas LaingのOld & Rare、
 Platinum Selectionの36年熟成です。

 Ardbeg 36yo 1973-09 44.7% DL-OR-PS
  ボディは厚みを感じさせるが、押しは強くなく柔らか。
  麦感はパンも想わせる。
  樽木はしっかりだが苦みはなく、むしろ甘味を感じるくらい。
  果実は樽木と混ざって、熱を加えたリンゴ、緩くシトラス。
  中盤に麦藁或いはレモングラスなど草やミントっぽさも。
  アードベッグらしい乾燥した木炭のピートだが、
  さほど強くはなく、尖りも抑えられている。
  肉感はあまり感じない。

 長熟らしく抑制された上品さで、Ardbegの良さを出していると思います。
 ウッド感が出てきますが、過熟で樽に負けてしまったねということなく、
 全体を通す柔らかな質感を損なうことなくまとまっています。
 さすがに1973、Platinum、良くできているなと。
 力でねじ伏せてこないので、
 こちらも力を抜いてゆっくりと味を探しに行くことができました。
 個人的にはもう少し酸味のあるハム感に
 柔らかいシェリーが合わさったのが好みかなぁ。

 Longmornの小瓶は、残り2セットになりました。
 ど濃厚なシェリーとはまた違ったLongmornはいかがですか?
 ご興味がありましたら、ご遠慮なくどうぞ。

 では、ごきげんよう。

#Ardbeg

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