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兄弟 Laphroaig Brodir

 ウォシュレットが調子が悪く、
 我慢して使っていましたが、いよいよダメになったので、
 買ってきて、付け変えました。

 新しい便座を買って戻ってくると、
 玄関の網戸にコウモリがとまって、私が入るのを邪魔していたので、
  「家に入られるよりは良かった」
 と、優しく逃がしてやりました。

 まぁ、ウォシュレットの交換は、部品も整然と扱いやすく、
 止水栓も全体を止めずにトイレだけで済むので、
 モンキーレンチと電動のドライバーがあれば簡単に済みました。

 さて、優しくて美味しいオールドモルトを続けようかとしていましたが、
 仕事の忙しさにかまけてブログをさぼっているうちに、
 開栓ボトルが出始めましたので、
 前回のBenriach 1983 for Asta Morrisに続いて、
 このボトルに行きましょう。

 お家のBenriachが開き過ぎているので、
 KINKOさんの2ndはお店で飲むまでお預けにしましょう。
 KINKOさん曰く、最も桃なサンプルを選んだボトルだそうなので、
 ものすごく期待を煽られますけどねぇ~

 というわけで、Viking Line向けのLaphroaigです。
 さてこの兄弟はどんな味なのでしょうか?

 

 Laphroaig 13yo 50.5% OB Brodir for Viking Line
  開栓で。
  香りの第一印象を、先入観よりは穏やか。
  炭、燻煙、シトラス、ヨーグルト。
  アルコールの刺激を少し。
  レモン・グレープフルーツのシトラスが、
  潮・炭っぽいピートと共に、強く上がってくる。
  舌の奥にオレンジのエキスが溜まるようで、
  喉の奥から胸にモワっとピートが戻る。
  徐々に燻製肉或いはサラミだが、
  酸味は少なく乾燥している。
  口内に含んだ瞬間は、意外に甘い木材とシトラス。
  次いでピートと潮に乳製品。
  揮発と共に塩からさが口内に残る。

 お~。Laphroaigをいろいろと知っているわけではないですが、
 これは結構美味しいですね~。
 アルコール度数も50度を超え、
 ピートにシトラスも食い込むように攻めてきますが、
 ゴツゴツとした荒さよりも、
 鋭利な切れと、意外にも角の取れた熟成感というか混成感があります。
 もう少し、肉や乳製品が深さを与えてくれるともっと好みですが、
 まぁ、充分にイケますね。

 現在入手可能なところは結構なプレミアになっていますが、
 このボトルを譲ってくれた友人は、
 売り出し価格よりはちと上とはいえ、
 そのプレミア価格よりははるかに安い、
 良心的な値段を提示してくれましたので、
 充分にコストパフォーマンスも満足してくれました。

 では、ごきげんよう。
   

#Laphroaig

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