ボトルを見せてもらって、
ちょっと前に飲んだな~思ったけれど、
なんか違和感。
あっ、最近飲んだのは18年で、
これは飲んでなかったなぁと気づきまして、
ではお願いしますと言った一杯。
Cadenhead'sのAuthentic CollectionのCaperdonich。
シェリー樽での19年熟成です。
Caperdonich 19yo 1977 57.5% Cd-AC Sherry
沢庵なヒネは少しあるが、直ちに消える。
力強くシェリー。濃厚、複雑。
煮詰めたブルーベリー、イチゴ、ブドウ。
ターメリック中心のカレー粉。
タンニンの効いた赤ワイン。
土っぽさは蕪やゴボウ。
少しみたらし団子のタレ。
18年と同じくパワフルな旨味だが、やや重く、
比較して口内での広がに欠ける。
まだ1/4程度の減りなので、これからまだまだ期待出来る。
マスターはヒネがあったのが、
ようやく落ち着いて来たと言っていましたが、
ヒネ感はわずかで、しかもすぐに消えていきました。
同年蒸留の18年ものと比較して、
力強さのある味わいは共通していますが、
口内での爆発的な広がりでは、
まだまだ、余地が残っている状態です。
ただ、あちらはもうほとんど空の状態、
こちらはまだ液面の高い状態ですから、
まだまだ、充分な期待が持てます。
では、もうしばらくでおやすみなさい。
#Caperdonich