今日は気持ちよく晴れ上がりましたが、
地面の湿気が上がってくるのか、
やっぱりむしむしして、爽快感はあまりありませんでした。
仕事がかなり煮詰まっていて、
いまゴールに向かって歩いているのか離れて行っているのか、
それすらも分からないくらいの五里霧中さでしたが、
ようやく小さな突破口が開きまして、
遠くにゴールらしきものが見えたような気がします。
さぁ、では爽やかでかつしっかりとした、
矛盾しているようでしていない、
そんなブレンディッドで行きましょう。
BIG"T"のゴールドラベルです。
BIG"T" 1970s 760ml "Gold Label" Takara-Syuzo
爽やかに麦、ピート、梨と薄く引いた鰹だし。
ブレンディッドの良い意味でのマイルドさを保ったうえで、
モルト含有率の高さを感じさせる。
サトウキビ、乾いた襖紙、新しい木材。
残り香が逃げるのは比較的早い。
なかなかに美味しいです。
爽快系の麦感に、ピート感のある木材があり、
複雑では無いけれども、味の幅の広さをもたらしています。
切れ味の良さが、オールドの埃っぽさや紙ぽさに陥るのを防いでいますが、
逆に余韻の短さには影響しているようで、
そこだけがちょっと惜しいところでした。
では、ごきげんよう。
#BIG”T”