だいぶ前に飲んでいたんですが、
もっといろんな人に飲んでもらってからと思って、
結局ほとんど誰にも飲んでもらっていないspeyの1969です。
Spey 1969 48.2% #2681
香りは少しセメダイン、藁、ベニヤ板、大豆、かすかに硝煙。
ややオイリーな口当たり。
ボディは軽いが、喉の奥に焦がした糖質。
やや苦みを伴うように感じるのはピートからか。
若干のヒネを伴うフィノシェリー?
土っぽさと沢庵もしくは奈良漬の様なクセのある味わい。
フィニッシュの様な付けた甘み。
べっ甲飴、脂の抜けたナッツ。
終わり際に唇に胡椒と唐辛子。
いや~、購入時にはてっきりSpesideの長期Sherry熟成ということで、
farclasやgrantなのかと思っていましたが、
そんな感じじゃないですね。
シェリー熟成なのは、公式サイトから確かなようですが。
空港の免税店でも置いてありますが、
1960年代は「えっ!!」という値段でして、
それでも1960年代を試したくて、1969年を買ってきましたが、
正直その価格に対する期待からは・・・
このSpeyは1956年蒸留と1959年蒸留、
そして1964年からはほぼ毎年のボトルがあります。
一体どこの蒸留所のmaltなんでしょう。
某マスターは「Ardmore?」といってボトルを出してくれましたが、
「う~ん、ちょっと違うなぁ」と。
難しいですね。私は答えることすらできません。
どなたか試してみません?
では、ごきげんよう
#Spey