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加水可 Millburn 1974 CA-CS

 ちょっとだけブログからご無沙汰でした。

 娘1号の体調が長いことすぐれず心配だったのと、
 日程も内容も厳しい台湾出張だったが重なって、
 ブログを更新する時間と心の余裕がありませんでした。

 幸い娘1号も要観察とはいえ、まぁ大きな心配はなさそうですし、
 仕事も、まだ先は長いとはいえ、また一つ高い壁を超えました。

 ということで、ブログを更新してみようかと。
 折角ですのでお家のボトルを開栓してみましょう。

 Millburn、Cadenheadの1974は
 Authentic Collectionの2004年瓶詰のものが、
 海外で非常に評価が高いようです。

 同じくCadenheadから1974蒸留のBourbon Hogshead熟成である、
 本ボトルは如何なお味でしょうか?

 Millburn 26yo 1974-01 57.7% Bourbon Hogshead, Cadenhead Chairmans Stock
  開栓は刺すようなアルコールと、有機溶媒、
  鮮烈な新しい木材、レモンの皮、塩気のある香り。
  口に含むと、やはりアルコール感はあるが、
  以外にバニラ甘く、レモン系シトラスが素早く広がる。
  次いで、おがくずのような木材も強めに。
  奥から白コショウ、塩、パセリ、ミントと、
  スパイスや香草が幾分湧いてくる。
  充分に加水して、麦、あるいはキャラメル、
  さらに樽からの濃いバニラの様な甘さ。
  一方でしっかりとしたピート。
  非常にどっしりとした骨太な味わいが前面に現れ、
  それをレモングラスの爽やかさが締める。

 開栓だと、高いアルコール度数とも相まって、
 さすがに固いというかキツい感じでしたが、
 結構な加水にも崩れず、むしろ良い味わいになりました。

 最高の評価を与えるかと言えば、ちょっと分からないところですが、
 しっかりと麦、果実、煙をバランスよく味あえ、
 古き良きスタイルのウィスキーを好む方であれば、
 かなり高い得点になるのではと思います。

 では、ごきげんよう。

 

#Millburn

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