MENU

一番手はやはり・・・ Benriach 1976

 今年の最初の外飲み、その第一杯目はやはりこれからでしょう。
 Benriach、Batch7の1976です。

 Benriach 33yo 1976 53.2% #8795
  開栓ではないが、日は浅く液面は高い。
  樽とピートを始めに感じて、
  その後から桃と言うより、
  パッションフルーツやオレンジにパイナップルな
  やや南国寄りの果実がやや鈍くゆっくりと立ってくる。
  塩気無しのアーモンド。
  焙煎の弱いコーヒー。
  少しジンジャー。
  果実は舌の中央で華やかさの片鱗を見せるが、
  ピートと樽に抑制される。
  残り香からピートと果実が去って、
  明確にバニラクリーム。

 1970年代半ばのBenriachの果実感を、ちゃんと見せてくれます。
 ただ、ちょっとまだ固いのと、ピートに抑えられます。
 時間をかけたり瓶の底作戦をすれば、
 南国とシトラスな果実香がピートに負けないようになって、
 例の1976トリオに匹敵するかも知れないなぁ。

 このボトル、
  「写真に撮って公開しない方がいいですか~」
 と聞いたんですが、マスターは、
  「べつにいいんじゃないですか~」
 と全く気にしない様子。
 いつもながらですが、さすが。

 さて、今年の初の外飲みの一番手は、
 昨年まみれにまみれたBenriachでした。
 では、今年初の締めは何でしょうか?
 昨年末があれだったから・・・

 では、まだ寝ませんが、ごきげんよう。

#Benriach

この記事を書いた人