「開栓時には味を感じとるのが難しい位に弱かったんですが・・・
ようやくお出しできる具合になってきたようです。」
とは、マスターの弁。
ダンピー角瓶はネットでは見ますが、飲んだことはありませんでした。
では、お願いしましょう!!
Tamnavulin 1967 43% OB Imported by SIVAL milano, Dunpy Square Bottle
香りは粘土質の土、ヌカ、納豆。
口に含んでシトラス系のドライフルーツが、
舌先で発泡性を持って感じられる。
磨いた木材。癖のない鰹節。麦と蜂蜜の甘味。
僅かに酸味。緩くシナモンとカルダモンのスパイス。ココア。
煙を少し纏った暖めた木の温もりが柔らかに続く。
最後の一飲みまでしっかりとした味わえるが、
飲み終わりから急速に湿った土とふすま紙に逃げていく。
香り味ともに複雑で、繊細なようで荒かったり、
いきいきとしているようでオールド感がしっかりしていて、
注いでもらってから飲み終わりまででも印象がコロコロ変わり、
非常に楽しめる一杯でした。
えー確か25年と伺ったような気がするのですが、
イタリア周りでない同1967の角瓶は1980年代ボトリングだそうなので、
記憶違いだったのか、イタリア周りはまた瓶詰め年が違うのか?です。
では、おやすみ・・・しません。
#Tamnavulin