オールドなブレンドから、モルトからの橋渡しは・・・
それを彷彿とさせるモルトがうってつけでしょう。
Glenelgin 12yo 1970s “White Horse / Black Label”
蜜、煙、カカオ、コーヒー、
酸味が抜けたドライ系の、干しぶどう、杏、チェリー、ベリー。
シナモン、ビスケット、温めた木材。
それらの渾然一体となったものが分厚くしっかりと。
いずれの成分も出っ張ることなく調和を保つが、
おとなしいのではなく、非常に力強い。
若干の乾物は感じられるけれども、
枯れを明確に思わせるような鄙びたものは薄く、
香ばしさを伴って、非常に存在感のある味わい。
少しのオイルとバター。
最後まで、ドライな果実にカカオとバニラ、
そこに煙が混じって、暖かくまったりと楽しめる。
第一印象はオールドのブレンディッド。
しかしそれにしては味が濃く、グレーンな甘みがない。
オールドだけれどもモルトで、ダルモアの12年を超える濃い味わい。
タケモトさんのイベントで、
くりりんさんがブライドで当てたオールドのGlenelginでしょうか?
私の場合、答えを知って逆算でもどうかなぁ~
いやー、ハイランドからスペイサイドのオールドモルトとは言えても、
とても一点では指名できません。
いや、すごいですね。
しかし、これはうまい。
値段もそこそこうまかったですが・・・
では、おやすみなさい。
#Glenelgin