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何キモいことをしてるんですか Macallan

 えー、昨夜は疲れてブログを書く余裕なしでした。
 結局一昨日の夜から、

 20:30 高知市街のホテルへ
 22:30 ウィスキーなバーへ
 01:30 戻ってきてメールで仕事
 03:30 就寝
 06:00 起床
 08:00 飛行機
 09:30 そのまま会社へ出社
 13:00 某所客先で天王山の一戦
 15:00 客先大勝利にて、梅田でビールをジョッキ3杯
 16:30 会社へ戻って仕事
 19:30 三宮のバーで、きたるボトルの味見、来月10日の話など
 22:00 昭和町のバーで、新婚2人のにやけた顔を見る
 00:30 帰宅して、ビール
 02:00 就寝

 ようやく、落ち着きました。
 お酒の項目を抜いたら、実は楽なんじゃないかという気もしますが・・・
 それはひとまず置いといて。

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 さて、高知の街でウィスキーを飲んでいたところ、
 後ろのテーブル席から、カウンターの隣へ移ってきた女性2人は・・・

 「後ろにいたときから気になっていたんですけど、
  (ちょっとキモいんですが)グラスのにおいを嗅いでいるんですか?」
 (カッコ内は彼女の表情から察する心象風景の私による補足)

 「それは、全部ウィスキーなんですか?
  同じウィスキーなのに味が違うんですか?」

 と、矢継ぎ早に土佐弁(土佐弁の言い回しは変換)で質問をしてきました。
 ウスケバのウィスキー呑みの方は、
 このような場面に遭遇することが、時々あるのではないでしょうか?

 「空のグラスでも、しっかりバニラクリームの匂いですよ」
 「うわー、ホントだ。バニラだ。」

 と、話をしていると、マスターがClynelishとArdbegを少し注ぎたしてくれたので、
 彼女たちにも、飲んでもらいました。

 「こちらは香りがすごく良くって、後口もサッパリ飲みやすい」
 「こちらは飲んでいるときは甘いけれど、後から薬品の味が上がってくる」

 と言っていましたので、違いを感じてくれたようです。

 一人の方は、店の準常連だそうだけど、ウィスキーをほとんど飲んだことがないそうなので、

 「バックバーの上段全部と下段の幾分がウィスキーですよ。
  しかも、珍しいものでも良心的な値段です。
  味の好みが合えば、マスターにいろいろ相談して飲んでみれば、
  マスターもきっと喜ぶと思いますよ。」

 意外とおいしく感じられたようで、これから、この店で試していくそうです。
 アウエーで、ウィスキー好きを増やすきっかけが出来て良かったなと。

 一方こちらは、
 「大阪の人なのに山崎に行っていないなんて・・・私でも行っているのに。
  いいところなので、一度行ってみてください」
 と、諭されてしましました。

 今日は残り香が、バニラクリームだったこれを、



 Macallan 21yo 1980-02 51.0% “Exceptional Single Cask”, #17937 Sherry Butt
  シトラス、リンゴ、プラム、紅茶、生姜の砂糖煮。
  黒糖、カカオ、革、暖めた木、シナモン。
  樽やオイル感は強くないが、味の種類は多く、複雑でしっかり。
  度数があるので、味がクドく混ざった濁りを感じさせない。

 うん。度数の高いマッカランも悪くない。
 熟成期間が長めのせいか、80年代でも表面的な味の薄さではなく、
 しっかりと深く、かつ複雑。

 ちなみにESC1-5がメニューには揃っていたのですが、
 ESC1のみが品切れで、

  「家に1本残っていたかもしれないので、
   またの機会があれば電話をしてからお越しください」

 とのことでした。
 うーん、高知の街で飲む機会があるや否や。
 まぁ、縁があれば自然とめぐってくるでしょう。

 では、おやすみなさい。

#Macallan

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