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うーん、何かもう一杯 Canadian Club

 今日は中華点心で嫁さんの接待を。
 点心のコースに、2人なのに単品まで足したら、
 わけわからないくらいにおなかいっぱい。
 嫁さんはおなかいっぱいで背中が痛いそうな。

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 パブにて、古い名酒辞典を読みながら、Passportを呑み終えて。

  「うーん、何かもう一杯」

 というなんともざっくばらんなオーダーに、出てきたのはこれ。

 写真向かって左がオールドのCanadian Clubで、右が現行です。
 上のカギカッコのオーダーで、こういうのが出てくる、
 なんともはや、非常に楽で有難いというか、甘えているというのか。




 Canadian Club 1981
  花、蜜、麦、杏、オレンジピール。
  香りから口に入れてすぐの第一印象は、
  確かにライトでスムース。
  しかし、後からしっかりしたコクが現われる。
  カカオ、塩気のないアーモンド、暖めた木。
  思った以上にしっかりとした味に驚かされる。
  余韻も、パワフルという感じではないが、
  しなやかに強くて長い。

 いやー、確かにサッパリと滑らかですが、
 オールドはしっかりとした味わいがあります。
 グレーンの癖のある甘みはほとんど感じなく、
 豊かなボディと華やかな香りが良いバランスです。

 一方で、現行に関しては、味は1981と同系統でありながら、
 厚みをなくした、まさにライト&スムースという感じ。
 これはこれで悪くなく、その飲みやすさと香りのよさは
 予想以上に好む人は多いのではないか?と思いました。

 ちなみに1981が瓶詰めなのか、通関の封の印字なのかは?です。
 マスターがサーブしてくれたときに、1981と現行とおっしゃったので、
 それをそのまま書いているだけです。

 では、もうしばらくしてから、おやすみなさい。
  

#Canadian Club

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