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モルトとグレーンの組み合わせ Highland Queen

 以前に飲んだJohnnieに再会した後に、次はどれにしましょうかと・・・、
 目の前に3本の未開栓特級ブレンディッドが並びました。

 では、これでお願いします。




 Highland Queen 1980s? 43% 760ml
  柔らかな麦と果実、バニラが香る。
  飲んでは、穀物感よりもバニラとザラメ、焦げの無い黒糖の甘味が強い。
  華やかな香りと味の傾向は原酒由来かと思われるが、
  意外とコクのある甘みはグレーンの含有率が高い?
  オールドなヒネや枯れ、或いはピークを超えた抜けはほとんど感じない。
  寧ろ、香り、味ともに度数の割にはアルコールの刺激が認識されるくらい。
  まぁオールドとはいえ、液面の高いボトルの開栓だから当然か。
  最後までしなやかなバニラと穀物の甘味が長く続き、
  花と蜜をわずかに纏いつつゆっくり去っていく。

 飲みやすくておいしいです。
 華やかさとまったりさが相まっていますが、
 原酒の良い特徴とグレーンのまろやかさが、良いバランスなんでしょう。
 また、開栓の堅さが良い方向に働いて全体を締めているように思います。

 裏ラベルの写真が不鮮明で見難かったのですが、
 従価表記と760mlは見えて、
 度数は43度っぽく見えます。
 輸入は野澤組かなって位で
 販売が国分なのもはっきり見えます。

 では、おやすみなさい。

#Highland Queen

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