MENU

黒い彼の恩返し? Glengrant 1966 Celtic

 朝ごはんを食べていたら、あー、お家の食堂になんか黒いのが・・・。
 さて、なんでしょう?



 うん、コウモリですね。
 さほど驚きません。
 みんなの朝ごはんが終わってから捕獲ということで、
 子供たちもみんな、コウモリ君に見守られながら、
 おとなしくご飯を食べています。

 それは、これが2回目だから。
 1回目は4年近く前かなぁ。

----------

 うーん、夜中に、「ちぃー」っていうか「ぢぃー」っていうか、
 なんか鳴き声がするなぁ。
 って、声のする方を探すと、大きめのゴキちゃんが。
  「ここまで生きてきて、初めて知った。
   ゴキは鳴くんだなぁ」
 などと目から鱗ってると。
 バサバサっ。虫ではない大きなサイズの黒い物体が・・・
  「うわー、コウモリやん。
   そうか、こいつかぁ」
 で、虫取り網にてキャッチ&リリース。
  「そりゃ、ゴキは鳴かんよな。
   これにて一件落着・・・
   って、おまえは生かしとくかぁー」
 パシーィン!虫の方の黒い彼は昇天されました。

----------

 鶴なら妻になって機を織ってくれるのでしょうが、
 コウモリはやってきて、御恩返しもなく、またキャッチ&リリースされただけでした。
 そしてまた、4年後にW杯とともにやってくるのでしょうか?

 みたいな話は横に置いて。
 今日はこのお酒を。



 Glengrant 43yo 1966 52.1% GM-Celtic
  グラントらしい、伸びのある酸味のある果実がおいしい。
  幾分のスパイスを伴う樽の味が、リフィルシェリー熟成かと思わせる。
  けれども飲み終わりに広がるバニラがAmerican-Hogsheadという感じ。
  これは度数低いほうのMortlachと共通したように思う。

 Glengrantってオトナですよね。
 派手な味で迫るわけではなくって。
 でも、線の細さは感じさせずに、しっかりとしたボディを見せる。
 落ち着いてくつろげる、嬉しい味です。

 コウモリが長くなって、
 ウィスキーの話は短くなってしましましたが、今日はこの辺で。
   コウモリに字数とられてもらい水
 いや、何の意味もないです。ふと書いてみただけ。

 では、おやすみなさい。
 

#Glengrant

この記事を書いた人