台湾からマンゴーが届きました。(もちろん密輸じゃないですよ)
しばらく置いた方がいいかなぁと思ったけれど、
一番熟れていそうなのを一つ。
うわー、うっうまー。南国感炸裂ーっ。
はて、マンゴーを切ってのせた皿に果汁が少し。
ぽくぽくぽく、ちーん。(あー、一休さんです)
テイスティンググラスにわずか注いで、グラス全面に回したあと、
Benriach1975を入れてみました。
うわっはー、おもしれー。
まぁ、余興はこのぐらいで。
今日の記事はMacallan。
新旧飲み比べ。
すぐ隣にお客さんがいてお話が弾んでいたので、写真は遠慮しました。
Macallan 12yo 1980s 43% Giovinetti
現行の12年のストレートとソーダ割との飲み比べ。
現行はライトなボディにメロンの風味。
ソーダ割にしても、メロン+青リンゴにミントっぽさもあって、サッパリと飲みやすい。
ただウィスキーを飲んでいる感じはあまりない。
ストレートよりむしろソーダ割りの方が、
フルーティーなカクテルとして受けは良さそうな味わい。
イタリア回りは、イメージに外れない、わかりやすいマッカラン。
上品なシェリー、花、ドライフルーツ、少しの香木と蜜も。
抑制が利いて土台に隠れて支える、煙、カカオ、スパイス、クッキー。
最後まで、柔らかく長い花とドライフルーツ。
相変わらずここのマスターは親切だなぁ。
Giovinettiを頼んだら、当たり前の様に
「まぁ現行も飲んでみてください」
で、現行のストレートも味見していたら、
「今はハイボールを推しているようなんで、ソーダで割ったのもどうぞ」
と、現行品のソーダ割りもちょっとだけ味見。
うん、現行品はソーダ割りにしたら、(ウィスキーらしいかどうかは別にして)
おいしい飲み物になっている。
でも、Giovinettiとは新旧あるとはいえ同じ蒸留所の同年熟成?という感じ。
うまいまずいではなく、同じ方向を向いているか?という意味で。
うーん難しい。
ウィスキー(広くはお酒)を飲みなれない人に現行Macallanのソーダ割りを勧めたら、
おいしいという人の割合は、しっかりした味のモルトをストレートで飲んだ場合より
きっと多いだろう。
でも、そのソーダ割りに慣れた人は、Giovinettiを飲んで、これはウィスキーの味じゃない
って言うんではなかろうか。
間口は広く敷居は低く。
それはいいことだ。
しかし、手ごろな価格で一番の高みから入る方が定着するのではないかとも思う。
うーん、難しい問題だ。
実際には、何にも悩んじゃいませんよ。
自分がおいしいウィスキーを呑めさえすればいいんで。
でもね・・・。
では、おやすみなさい。
#Macallan