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抜群の香り Benriach for Potstill

 ディープナイトin三宮、第二回。
 前回はホントの偶然でしたが、今日はその日が縁で。

 マスターの武勇伝?も、ご一緒させていただいたウスケバのブロガーの方のお話も、楽しく、興味深く、ためになりました。

 何が結び付けるのでしょうか。
 間違いなく一役買っているのは、Benriach。

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 90年代のBenriachは”for 天満のBar10周年”で、今後に非常に期待が持てました。
 このボトルも偶然に?10周年記念ボトルの90年代品。
 AustriaのPotstill向けです。

 1993はLimited Releaseの本数は少なく、一昨年の冬にこの樽と、昨夏に台湾限定のSauternes finishが2樽あっただけです。
 これからいろいろ出てくるんでしょうか?



 さて、この味わいは。

 Benriach 15yo 1993-08 OB “10 years Potstill-Vienna” #76257 Bourbon Barrel
  ちょっと花を寄せただけで、香りが非常にいい。
  パインとオレンジのような南国系から、白桃とレモンも。
  花の香りも果実の下に。
  口に含んでも果実感がしっかり。
  さすがに60s/70sとはいかないけれど、パイン、杏、桃あたり。
  発泡感はない。
  粉っぽくはない甘みのある麦感がベースに。
  バニラは少しあるが強くはない。
  生木ではない熟成のあるウッド感も心地いい。
  最後も果実の香りが鼻を抜けて気持ち良く終われる。

 うーん。香りだけなら70sも真っ青なぐらいです。
 これで、30年位の熟成が加わったら・・・。
 2020年位に楽しめる?
 私はその時までモルトをガシガシ飲めているんだろうか?

 では、おやすみなさい。

#Benriach

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