これは、飲みたいなと思っていたので、指名していただきました。
Dailuaine 17yo -2000 59.5% “Manager”s Dram” Sherry
口に含んだ瞬間から、圧倒的な味わい。
頭を殴られるよう。
それはアルコール度数が高いからではなく、味の厚みと勢いにやられるため。
色の割にシェリー感はあまりないが、果実がフレッシュ系でなくドライフルーツなのはやはりシェリー樽だからか。
プラム、杏、干しブドウ、茶色がかったリンゴ、ヒレ肉のローストの芯、バタークッキー。
全体が絡まって強く攻めてくるから、分析的なテイスティングはし難い。
しかし、その強さを受け止めるのが非常に心地いい一杯。
うわー、すごい。”Glenlossie 16yo 1972 57.7% Sestante Sherry”も、目の覚めるようなビンタをくらったように圧倒的な味わいでしたが、これで往復ビンタですね。
口に含んだ瞬間から、「ドン、ドカーン」って感じでした。
ホントは、テイスティングコメントに、「うへー、すごい」とだけ書きたかったくらい。
いやー、しかし今回のマスターの話は面白かったなぁ。
元茶屋町のNにおられた現中津のWのマスターO様(これじゃぁ隠してませんね。)の話なんかは、臨場感ありまくりで、面識のない私も何故か親近感が湧くような楽しさでした。
では、おやすみなさい。
#Dailuain