久しぶりに、Aberlourの10年を飲みました。
とはいえ、現行より少し前ですが。
Aberlour 10yo late90s-early00s 1litter
プラム、梅、紅玉。
幾分のセメダイン(シンナー?)が僅かに硫黄を伴って。
果実味は急速に静かになってゆく。
入れ替わりに生姜を煮出した烏龍茶を少々。
ビターチョコと乾燥したクッキーもさらに少し。
胡椒と硝煙と革も微かに。
戻りも強くはなく、僅かにバニラを感じたと思った矢先、未練なく砂糖水とへ消えていく。
写真はないですが、いわゆる白ラベルで1Lのごつい瓶です。
うーん、スタンダードの10年を飲んだのは・・・
確か二年程前と思うのですが、当時現行の10yoはシェリーが余韻まで効いて複雑ではないがしっかりしたモノだった記憶があります。
渋みや硫黄はあまりなく、甘み優先のシェリーだったような。
価格もかなり安かったと。
しかし、これはアッサリ。飲み口よりは消えの早さでそう感じます。
飲みごたえはないですが、スイスイ飲みやすいですね。
シェリー感の弱さがちょっと物足らなく感じますが。
で、相変わらず自分の記憶に自信が持てないので、スタンダードなAberlourを試してみたくなりました。
思い立ったら吉日。調達の算段を立てました。
A”bunadhで、ある人がリコメンドしたからここ数年内ではいいと呼ばれているバッチです。
そう、あなたが思ったそれで合っていると思います。
手元に来たら、またブログへ。
果たして、手ごろで良質なシェリーは甦るや否や?
では、おやすみなさい。
#Aberlour