えー、Benriach 1975 #7211での、ボトルの残り少ないものが、果実爆発となるか実験の途中経過です。
ろうそくボトルは、むせるようなアルコールや舌の奥の苦みを感じることなく、いきなり果実が明確に感じられます。
元ボトルは、口に含んだ当初はろうそくボトルに比較して若干眠く、アルコール感、砂糖水、舌の奥にシトラスの皮・ワタ、バニラ、胡椒系スパイスが感じられます。
元ボトルで感じるアルコールの尖り、シトラスの苦さ、スパイシーさ、ウッディさが明らかに抑制され、舌先で発泡する透明感のある果実が際立ち始めているという感じが、ろうそくボトルではっきりとしています。
強さや複雑さを犠牲にして、果実味に特化していっている感じです。
今のところはいい感じに丸くなって行っていると思いますが、抜け始めの可能性もあるので、注意が必要かとも思います。
揮発と酸化は、グラスに注いだだけでも起こるでしょうが、瓶内の酸素で緩やかに起こるものとは違うのでしょうね。
ひと月で、かなり果実優先に変わってきていますが爆発までは至らず、まだ尖りや濁りがゼロではありません。
もう少し、様子を見てみましょう。
では、おやすみなさい。
#Benriach