誕生日はもうちょっと先ですが、まぁ飲んでしまえ。
ということで、こちらを開けました。
Benriach 37yo 1968 52% #2712 Hogshead
開栓1杯目。
香りははシャープなアルコール感にオレンジ、蜂蜜、花、カスタード、マンゴー、材木、白胡椒。
少し鰹節、チョコ、レモン。
口に含むと、オレンジ入りカスタードクリームが勢いよく広がる。
蜂蜜、若いマンゴー。
少しカカオとバニラ、紅茶、バター、飴。
やはり白胡椒、それに生姜、若干の煙。
嚥下時に喉の奥にレモンの酸味、オレンジのワタの苦味が少し。
最後まで、3/4オレンジ+1/4若いマンゴーのフルーツが広がる。
開栓からこの果実の広がりはすごいです。
でも透明な桃ではなく、オレンジと固いマンゴーです。
また、BenriachのHogsheadにしては、木、飴、胡椒といった透明感のある果実以外の成分がわりとはっきりと感じられます。
1966でも、その傾向はあったと思うので、そこは1975/76とはちょっと違うところかなと。
グラスに注いでからのわずかな時間でも、果実が沸き立って舌先で泡立つ感じが強くなるので、幾分液面が下がれば、もっとすごく良くなるという期待が存分に持てます。
充分美味しいですが、もっともっと、行ってもらわねば。
では、おやすみなさい。
#Benriach