いまさらですが、Revivalです。
A”bunadhとの比較に挙げておいて、そういえば書いていないなぁと。
最初は、昨年秋に1993#523・1996#193・Allardiceと同時に飲みました。
その際に一番好みだったのは1993でしたが、次いでRevivalで、これがビンテージなしのオフィシャルスタンダードかと驚きました。
買おうかなと思っていたら、国内で最初に販売された時には、素早く売り切れてしまってガクッとしましたが、台湾で格安に手に入れることができましたので、捨てる神あれば拾う神あり。
Glendronach 15yo 46% “Revival”
もう香りからドーンとシェリー。
46%の割にはアルコールは結構立ち、若干のセメダインも。
口に含んだら、はい、シェリー。革、胡椒、乾燥したコーヒー豆。
すこしバニラ、干しブドウ。
燻煙、カカオ、木炭、ナツメグ、シナモン、オレンジピール、ブドウの皮。
嚥下時には結構な渋み。しかし、厚みはさほど感じない。
飲み進めるに従って、第一印象ほど深さや複雑さを感じないが、価格対性能比という意味では充分過ぎる。
ちょっと、とってつけたような味と言えなくもないですが、嫌味がないのがいいところだと思います。
こってりシェリーに見せて、後口は意外にさらっとしてますから。
(そこが逆に弱いところなのかも知れませんが)
粉っぽい後口の時に渋みも感じるから果実感は弱く、かなり好き嫌いや好評不評が分かれそうな味わいです。
しかし、これがスタンダードで手軽にかつ安く手に入るならば、シェリー樽熟成を味わうのに最も手ごろな1本と言えると思うのですが。
では、おやすみなさい。
#Glendronach