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締めは熟成感を Springbank

 注ぐだけバーVol.5。
 最後は1963で締めました。
 (写真は御本尊にて)

 Springbank 1963 46% Black-Label
  非常に果実感があふれる。
  ベリー系ジャム、しっかり、でもしつこさはない。
  スパイスとキャラメルをかき分けて、塩気も強くはないがはっきり感じられる。
  若干の梅?すもも?の酸味だけれども、バランスを壊すのではなく、複雑さを増す。
  ラベンダーにバラの花と紅茶。すこし革、プラム。
  さらに控えめに、カカオ感の弱いスイートチョコ。
  余韻も太く長い、滑らかな味と香りがよく伸びる。

 このボトル、このバーの高額ボトル特集で一度いただきましたが、とても好きです。
 その時、圧倒するようなパワフルさでは1966 West-Highlandに譲りましたが、バランスのとれた深い味わいはとても美味しく、けっして負けてはいないと思いました。

 熟成の若い方がSpringbankらしさをより明確に感じやすいと思いますが、これなら熟成の意味も充分にあるなと思えます。

 最後を締めるにふさわしい、香り高く厚みもあって、余韻の長い一杯。

 では、おやすみなさい。 

#Springbank

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