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今度こそLochnagar John Begg






 以前にBraemar 5yoの記事で、G・ヘイスティングス様に、BraemarはLochnagarの近くだけど原酒になっているのかとコメントをいただきました。
 私はBraemarの中身をよく知らなかったので、お答えすることができませんでした。
 今でも、よくわかっておりません。

 で、これなら、Lochnagarが入っていると言えますが。

 John Begg Blue-Cap 1980s 43% 75cl
  穀物とザラメの甘み。
  舌触りのオイル感にカカオとミルクを足して。
  シナモンとコリアンダー。
  落ち着いた味だが、オールドのアイリッシュに見られる単調さがある。
  余韻は、麦と糖蜜の甘みが、太く長い。

 大味ともいえる甘みが、くつろぎを与えてくれる系。
 これは、ロックの方が味わえると勧められて、ストレートとロックをハーフづつに分けていただきました。
 ストレートだと、上記の単調さが良い意味でも悪い意味でも感じられましたが、ロックでは、冷えた酒が口中で温もるに従って、急速に甘みとカカオとスパイスが立ちあがり、輪郭が明白に感じられました。
 冷やすことは揮発性の香りを抑制しますが、口中での立ちあがりにエッジをもたらすとは・・・。

 また一つ、賢くなりました。

 では、おやすみなさい。

※カテゴリー変更

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