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2つのオールドGlenlivet12年 その2




 Gulenlivetのオールドの12年を比較して感じるために、”Pure Single Malt”を再飲完了して、ぼうず様の「注ぐだけバーVol.4」へやってきました。
 写真が前回と同じなのは、お客さんが多くて(でもモルト飲みはその時点で私一人)撮影を遠慮したためです。すいません。
 ですので、写真をご覧になりたい方は、御本尊のぼうず様のブログをご参照ください。

 当日は、Glenlivet-Unblended”->Glenlivet-Nadurra少し->Glenlivet1976-Samaroli->Bowmore1972-PrestonField->再Glenlivet-Unblended、という順に飲みました。

 いやーぼうず様には、以前にSpringbankのイエローダンピーを飲みそこなったと言えば、次回の注ぐだけバーに持ってきて下さるし、プレストンのBowmoreを買うかどうか迷っているといえば、また持ってきて下さるし、私のわがままに対して一方的にお世話になりっぱなしで、申し訳なくも感謝感謝です。

 では、肝心のUnblendedは・・・

 Glenlivet 12yo 43% “Unblended” late1970”s-early1980”s
 やはりしっかりと麦感。
 飲み口に青っぽさを少し感じるのは、果実がフレッシュではなくシトラスの皮というところから来るのか、スパイシーというより薬草感が少しあるからか。
 シェリー熟成を含んでいる?という甘さが、ドライな感じをさせない。
 口に含んでいると、アルコールの尖りはほとんど感じなく、むしろ若干のオイリーな滑らかな感触が柔らかさを口中に残す。
 余韻は、コクのある飴や蜜の甘み、それに 花の香り。
 チョコやバニラは弱め。
 現行から考えると、スタンダードなGlenlivetとは思えないほど、しっかりとした麦感と蜜、花、それに少しの果実のバランス。
  ただ、複雑さにはそれほど抜き出ないのは、12年だから仕方ないというか当然か。

 うん、しっかり。
 年代の古いUnblendedの方が、”Pure Single Malt”より若干の若さを感じさせるのは、ボトルの液面の差があまりに大きすぎたのではないかと。
 比較というには、ちょっと・・・ですね。
 あいかわらずしまりがない記事になりましたが、どちらも麦感と花と果実でしっかり美味しい12年だったので、自分的には満足でした。

 追伸:
  ぼうず様がバーの絵を依頼されている画家の方に、お目にかかることができました。
  絵を描くということに対して自分がゼロ能力ですので、いつもアートな方には手放しに尊敬のまなざしになってしまいますね。

では、おやすみなさい。

※カテゴリー忘れ修正

#Glenlivet

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