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Bowmore ・・・ 昨年に思いを馳せる


 Bowmore。以前にSoapyなものに出くわして、避けていた時期もありました。
 昔のBowmoreはすごいですし、90年代以降、また復活していますよね。
 飲まず嫌いはもったいないので、よさげなものがあれば、積極的に飲むようになりました。

 Three-Riversを飲みながら、昨年に飲んだBowmoreを振り返ろうと思います。

 Bowmore 14yo 1994-2009 55.4% Three-Rivers #1702 Hogshead
  口に含むと、とたんにとてもフルーティ。
  南国全開とはいかないまでも、(マンゴー+(オレンジ+グレープフルーツ))/2 ぐらいはある。
  乳酸飲料系のとろみと甘さを加えて、飲みやすいなぁと思ったところに、ピートがしっかりと。
  さらに燻製、強い塩気がやってくる。
  しかし、それに負けずにフルーツの戻りが。

 初め飲んだ際には、ヨード感からArdbegかLaphroaigと思ったくらいでしたが、瓶の肩くらいから果実とピート、ヨード、乳酸のせめぎあいが、非常に面白いものになりました。
 傾向としては、年末に飲んだDewar-Rattray 14yo 1991に近いフルーツ+乳酸です。
 ピートが適度に抑制された1991の方がバランスは良く、仕上がりは良いと思われますが、面白さでいえば、1994の方も負けていないと思います。さすがTR。

 そうですね、昨年はいろいろとBowmoreが楽しめました。
 思いつくのは。。。

  Hart-Bros 1957
  Duncan-Taylor for Whisky-Fair 1968
  Duncan-Taylor 1969
  Kingsbury-Celtic 1972
  Dewar-Rattray 1991
  Cadenhead 1993 for Cambeltown-Loch
  Three-Rivers 1994
  OB 30yo Dragon
  OB 25yo Night-Flyer
  OB 17yo Silk-Print
  OB 12yo Dumpy Brown

 1957は薬剤師87のタケモト様の共同購入、1994はお家のですが、それ以外は、Bar飲みです。
 昨年であっても、(当時の値段を勘案して)リーズナブルな値段で飲めました。
 関西のBarの皆様の経営努力に非常に感謝いたします。
 今年もまた、素晴らしいボトルに(リーズナブルに)出会わせていただけますことを期待しております。

では、おやすみなさい。

*1972を追加

#Bowmore

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