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終わって行くのね 2015年の最後に

 あ~、まだまだやり残しがたくさんありながらも、
 もう、一年の終わりがやってきてますね。

 さて、今年のバー飲みボトルを振り返っておきましょう。

 今年の外飲みでは、この3杯が圧倒的でした。
 まぁ個人的な印象ですので、
 これの方があれの方がという話もあるでしょう。
 最近のリリースでは無いので、個体差も大きいでしょうが、
 そこはむしろ楽しむべき幅かと思います。

 練りこまれた油脂のような南国感。
 Bowmore 1964-79 43% 75CL Bi-Centenary

 圧倒的かつ複雑で、短熟の極み。
 Caolila 15yo -1990 63% Sherry OB Manager's Dram


 素晴らしく伸びるシェリー樽熟成。
 Glenfarclas 1961 e90s 43% 750ml

 今年は、ゴクゴク系で楽しめるボトルも多かったですね。
 感動的においしいのに、ゴクゴク飲んでしまうボトル。
 非常に恐ろしく、でも愛すべき味わい。
 オールドならではの混和感もいいですね。

 残り少なくなって弾ける果実感が迫る。
 Cardhu 12yo 1970s 43% 75cl Genova

 珍しく長熟。これをゴクゴク行くと、財布が持ちません。
 Bowmore 43yo 1964 42.8% "White Bowmore" Suntory Allied

 杏仁豆腐、ネクター、粒状感のあるがいい。
 Dewar's "White Label" 60s 86.8prf One-Quart NY


 ゴクゴク行きすぎて、早飲みしすぎてしまう。
 Tamdhu 10yo 80s 43% 75cl OB

 これも、オールドならではのこなれを存分に。
 Dewars "Ancestor" 70s 43% Hamburg

 鉄板の外れないゴクゴク感ですね。
 Glenmorangie 10yo 43% 750ml Kokubu-Nozawa

 個別には押す特徴が無いながら、全体として圧倒的なゴクゴク感。
 Cragganmore 12yo 80s? 40% 75cl OB Genova

 麦・ピート・ミルク・シトラス・杏仁豆腐。ゴクゴク系+包むピート。

 Clynelish 12yo 1970-80s 43% Bi-Color Ainslie & Heilbron

 先頭の3本に譲りましたが、
 素晴らしいボトルは、まだまだあります。

 ゴクゴク系に続いて再び。
 Bowmore 43yo 1964 42.8% "White Bowmore" Suntory Allied


 素晴らしく来る赤い果実。

 Miltonduff 22yo 1966-88 43% Sestante


 まさに圧倒。シェリーとアイラでこれでもかと。
 Ardbeg 30yo 1967-97 52.2% #1138 Dark-Oloroso Signatory Dumpy


 完璧なレベルの完成度の高さ。

 J.Bally 1950 45% 75cl Martinique


 塩キャラメルと熟成の混和。
 Springbank 28yo 1967-96 46% 70cl Oak Tall-bottle White-label


 リッチな味わいを具現。
 Glengarioch 29yo 1968 56.8% 750ml Hogshead #613 OB


 バランスの良さが特筆。
 Strathisla 1960 40% 70cl GM


 残り少なくして炸裂。
 La Mauny "Hors d'Age" e-m90s 43% 70cl "Cuvee du Nouveau Monde XO" Martinique

 凝縮。エロさを必要としない仕上がり。
 J.Bally 1939 45% 75cl Wim Marketing Martinique



 まだ液面高いボトルにでは、まだ妖艶さに崩れる前の美しさ。
 Charleston e1970s 40% 75cl Martinique


 これもゴクゴク系に続いて。味わいの溶け合いが具合良く。
 Clynelish 12yo 1970-80s 43% Bi-Color Ainslie & Heilbron

 来年も、素晴らしいボトルに出会えますように。
 では、来年も良いお年を。

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