あ~、まだまだやり残しがたくさんありながらも、
もう、一年の終わりがやってきてますね。
さて、今年のバー飲みボトルを振り返っておきましょう。
今年の外飲みでは、この3杯が圧倒的でした。
まぁ個人的な印象ですので、
これの方があれの方がという話もあるでしょう。
最近のリリースでは無いので、個体差も大きいでしょうが、
そこはむしろ楽しむべき幅かと思います。
練りこまれた油脂のような南国感。
Bowmore 1964-79 43% 75CL Bi-Centenary
圧倒的かつ複雑で、短熟の極み。
Caolila 15yo -1990 63% Sherry OB Manager's Dram
素晴らしく伸びるシェリー樽熟成。
Glenfarclas 1961 e90s 43% 750ml
今年は、ゴクゴク系で楽しめるボトルも多かったですね。
感動的においしいのに、ゴクゴク飲んでしまうボトル。
非常に恐ろしく、でも愛すべき味わい。
オールドならではの混和感もいいですね。
残り少なくなって弾ける果実感が迫る。
Cardhu 12yo 1970s 43% 75cl Genova
珍しく長熟。これをゴクゴク行くと、財布が持ちません。
Bowmore 43yo 1964 42.8% "White Bowmore" Suntory Allied
杏仁豆腐、ネクター、粒状感のあるがいい。
Dewar's "White Label" 60s 86.8prf One-Quart NY
ゴクゴク行きすぎて、早飲みしすぎてしまう。
Tamdhu 10yo 80s 43% 75cl OB
これも、オールドならではのこなれを存分に。
Dewars "Ancestor" 70s 43% Hamburg
鉄板の外れないゴクゴク感ですね。
Glenmorangie 10yo 43% 750ml Kokubu-Nozawa
個別には押す特徴が無いながら、全体として圧倒的なゴクゴク感。
Cragganmore 12yo 80s? 40% 75cl OB Genova
麦・ピート・ミルク・シトラス・杏仁豆腐。ゴクゴク系+包むピート。
Clynelish 12yo 1970-80s 43% Bi-Color Ainslie & Heilbron
先頭の3本に譲りましたが、
素晴らしいボトルは、まだまだあります。
ゴクゴク系に続いて再び。
Bowmore 43yo 1964 42.8% "White Bowmore" Suntory Allied
素晴らしく来る赤い果実。
Miltonduff 22yo 1966-88 43% Sestante
まさに圧倒。シェリーとアイラでこれでもかと。
Ardbeg 30yo 1967-97 52.2% #1138 Dark-Oloroso Signatory Dumpy
完璧なレベルの完成度の高さ。
J.Bally 1950 45% 75cl Martinique
塩キャラメルと熟成の混和。
Springbank 28yo 1967-96 46% 70cl Oak Tall-bottle White-label
リッチな味わいを具現。
Glengarioch 29yo 1968 56.8% 750ml Hogshead #613 OB
バランスの良さが特筆。
Strathisla 1960 40% 70cl GM
残り少なくして炸裂。
La Mauny "Hors d'Age" e-m90s 43% 70cl "Cuvee du Nouveau Monde XO" Martinique
凝縮。エロさを必要としない仕上がり。
J.Bally 1939 45% 75cl Wim Marketing Martinique
まだ液面高いボトルにでは、まだ妖艶さに崩れる前の美しさ。
Charleston e1970s 40% 75cl Martinique
これもゴクゴク系に続いて。味わいの溶け合いが具合良く。
Clynelish 12yo 1970-80s 43% Bi-Color Ainslie & Heilbron
来年も、素晴らしいボトルに出会えますように。
では、来年も良いお年を。
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