ちょっと地味？で、バーカウンターに座ってもいきなりこの銘柄を注文したり、
酒屋さんへ行って、この銘柄をおもむろに手にする方がそう居るとは思えませんが、
ウィルソン&モーガンのブラドノックは、ちょっと高いですが、味は大満足できる仕上がりになっています！
cask #5071/5072
★ウィルソン&モーガン ブラドノック ラムフィニッシュ カスク 18年 51度 700ml★
とても上品で香りの高いモルトです。
ローランドの良さを残す数少ない蒸留所です。
長期間熟成された結果、とても珍しいモルトに仕上げる事ができました。
自然の甘さや華やかな香りを持ち、
口当たりがとてもソフトで、カリブ海のラムの樽でマリッジングさせた事により、
さらに完璧とも言えるマリッジングが完成し、
フルーツのような爽やかな味わいと、温かみ、
太陽のようなアロマが吹き込まれ、
柔らかな風味を兼ね備えたモルトに仕上がっています。
ローランドモルトの個性として、
シロップのような甘さが絶妙なバランスを保ち、
ローヤルゼリーを思わせる素晴らしい味わいが、
あまり手入れされていなかったこの地域のモルトに、
スポットライトを当てたかのような、
リッチでクリーンな麦芽の味わいも感じさせる逸品です。
蒸留：1990
ボトリング：2008
度数：51度
ウィルソン＆モーガンを手がける、
ROSSI＆ROSSI社は、
カリブ海から一部のラムは樽のままイギリスへ運び、
AOC指定のある地域は現地でボトリングし、
ラムネイションと言うブランドで、
ラムの蒸留所名は明かさずに販売されています。
ラムネイションのシリーズの中に、
グアテマラのラムがあり、
23年熟成されています。
このラムの空き樽を使いこのブラドノックは、
最後のフィニッシュを行われているそうです。
グアテマラで有名な長期熟成のラムの、
風味やコクがわずかに感じられる香りと口当たりがあり、
とてもまろやかな口当たりの中に、
ローランドモルトの特徴を感じる事が出来ます。
少しマイナーなモルトですが、
素晴らしいラムとのコラボレーションを是非お楽しみください！
#ローランド