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トマーティン 1976 34年 信濃屋『ぽっぴん』

どうも、’76生まれのブロガーです。
「’76・・・またトマか・・・」はい、ご明察(笑)

書かなきゃいけないトマーティンが溜まっているのですが、
リリースが一段落したら、まとめて書こうと思っていました。
・・・そしたら立て続けにリリースされ、そのうち飲むのも遅れたり(汗)

そんなわけで、まずは信濃屋さんの『ぽっぴん』です。
モデルはもちろん喜多川歌麿の「ビードロを吹く女」ですよね♪
菱川師宣「見返り美人」に引き続いての美人画ラベル。

こちらは到着してスグに飲んだのですが、
書くのが遅くなってしまいました。すいませんです。

トマーティン
1976 34年
信濃屋『ぽっぴん』

蒸留年:1976年12月31日
瓶詰年:不明(2012?)
Cask:シェリー・バット
Bottle:377
51.5%

【色】
ややオレンジ・褐色を帯びた鮮やかなブラウンゴールド。

【香り】
一瞬、見返り美人を思い出す。非常に良く似ているがやや繊細。
濡れた樹皮や木屑、表面にプラム、アプリコットジャム、蜂蜜。
完熟パッションフルーツを淡く感じ、奥にミントティー。
次第に若い白桃の渋さとともに木香が増す。広がりは穏やか。

【味わい】
柔らかくスムースな口当たり。ライトなクリーム感。上質な甘さ。
シナモンとオレンジチョコの風味に、薄い黒蜜、プラムやブドウの皮。
やはり見返り美人と似た煮過ぎた紅茶っぽさを舌に感じる。
白桃の種に近い果肉の甘渋さ、遅れて薄いパッションフルーツ。

【フィニッシュ】
細く柔らか、複雑ではないが上品な余韻。
やや木質的な風味が残るが、最後に淡くプラムっぽさが鼻に抜ける。

第一印象は、複雑ではないものの繊細で華奢な印象でした。
もちろん、’76トマーティンの濃密フルーツ感は健在で、
とても素晴らしい1本だと思います。

比較して飲んでみると、「見返り美人」の方が複雑で、
カカオにも似たウッディな香味や、より濃密なプラムが感じられます。
この辺は、もうハッキリ言って好みの問題ですよね(笑)
詳しい比較は、(機会があれば)いずれまた・・・。

ちなみに、僕は「ぽっぴん」の方が好みですね~♪
皆様はいかがでしたか?

あ、「見返り美人」はエイコーンで、「ぽっぴん」はePowerなんですね。
へ~~~ふむふむ、興味深いですね~~~。


今回は、何の関係も無いんですけど・・・。
ちょうど2つの信濃屋ボトルを比較してるときにBGMで聴いていた曲。
AMUSEの"A Brand New Feeling"です。

思いっきり夏仕様のラウンジですね~。
でも、こういうの夜聴きながら飲んでると気持ちいいです♪

#トマーティン #ハイランド #信濃屋

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