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Cragganmore 1976 G&M for Sestante

久しぶりのクラガンモア。

オフィシャルですと繊細で可憐な印象。
特にフィニッシュにかけての可憐なハニーフローラルな香味が特徴的かなと思っていますが、いくつかのボトラーズでは骨太…なかなか芯のしっかりしたスタイルのボトルを良く見かける気がします。

そして、このセスタンテ向け'76も、決して重厚でパワフルではないのですが、1本芯が通ったような骨太な印象でした。

このクラガンモアも、飲み仲間の皆さんとの久しぶりの歓談を楽しみながらでしたので簡易テイスティングになります。

Cragganmore 1976 G&M for Sestante クラガンモア セスタンテ

Cragganmore 1976
Gordon & MacPhail for Sestante

蒸留年:1976年
43%
 

【色】
明るくクリアな琥珀色

【香り】
爽やかでスッキリかつ、しっとりとした香り。僅かに焼きリンゴの飴、薄いメープルシロップ、バニラウェハース、僅かに醤油っぽさが鼻奥に残る。

【味わい】
サラッと滑らかな口当たり。表面にごく薄い埃っぽさ、枯葉、オレンジタルト、ハニートースト。僅かに噛みごたえや弾力のある質感。甘味の少ない洋ナシの果肉感。

【フィニッシュ】
僅かに石灰、ドライだがスパイシーではなくバニラや白木の木材っぽさ、チョーク、繊細で短い余韻だが、しっかりとした質感。

全体的にしっかりとシェリーカスク由来の味わいですが、個々の香りは何かが突出することはなく、まとまりがあって綺麗な1杯でした。

滑らかな弾力感や、僅かに噛みごたえのようなニュアンスを感じたのが印象的で、やはり総じて「繊細だが芯がしっかりしている」という感想を持ちました。

ハイプルーフになると、アルコール感しっかりのヒリヒリとしたスパイシーなものが多いクラガンモアですが、もしかしたら素直な酒質が故のことなのかもしれないな~と想像したりしていました。
 


今回は、オーストラリアのシンガーソングライター、ゴティエの曲を。2011年にリリースされたアルバム『Making Mirrors』より「Eyes Wide Open」です。

ゴティエといえば、今年のグラミーで「最優秀レコード賞」、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞」を受賞した大ヒットシングル「Somebody That I Used to Know」の印象が強いですが、こういうポップな曲も良いですね!

http://www.youtube.com/watch?v=oyVJsg0XIIk ​

#クラガンモア #スペイサイド #ゴードン&マクファイル #セスタンテ

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