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ボウモア 1995 TWE The WHISKY SHOW 2010

皆さん、クリスマスは楽しく過ごせましたでしょうか?
少し更新が空いてしまいましたが、イヴはBarでイベントを愉しみ、
25日はノンビリとおうちクリスマスを愉しみました。

さて、クリスマスも終わりましたし全然関係なく普段通りの記事を(笑)

ちょっと珍しいボウモア1995をご紹介します。
リリースはウイスキー・エクスチェンジ(スペシャリティ・ドリンクス)です。
ロンドンのThe WHISKY SHOW 2010向けのボトリングで、
総数は何とたったの60本!TWEでは瞬殺だったそうで・・・。
もちろん日本未入荷です。

言わずと知れた’93、フルーティーさが魅力の’94に続いて
’95はどうなんでしょうか?そういった点も大いに気になるところです。

ボウモア
1995-2010
The Whisky Exchange
for The WHISKY SHOW 2010

蒸留年:1995年
瓶詰年:2010年
Cask:シェリー・ホッグスヘッド
Bottle:60
56.6%

(シェアのため、簡易版で書いています)

【色】
赤みを帯びた濃い琥珀色

【香り】
カツオ出汁のような風味から磯の香りと濃いフルーツ香へ。
クランベリー、僅かにゴムにいきそうな気配、イチゴビターチョコ。
僅かなレザー香と湿った土の香り。ヒリヒリする刺激。

【味わい】
サラリとしてクリアでもあり、フルーツとロースト感。
乾いたトースト、アーモンド、やや炭っぽい焦げ感。
ピリッとコショウの後に、蜂蜜とショウガのジリジリとした刺激。
輪ゴムとクランベリージャムっぽさが鼻奥に。

【フィニッシュ】
再び出汁っぽさにアプリコットのドライフルーツとシナモンチョコ。
厚みやパッション感は無いが舌に滞留するよう。

第一印象は、とても今風なボウモアで磯の風味が強め。
テンペストのバッチ1や、蒸留所ショップ限定で販売されていた
クラフトマンズ・コレクションの抜栓も、こういった"湿った荒々しさ"の
雰囲気を持っていたかな~と、ボンヤリと考えていました。

まだ開けたばかりでしたので、これからどうなるか楽しみなところですが
すぐに無くなってしまいそうな気もします・・・(笑)
ただ、グラスの中では濃いベリー系の風味が柔らかくなり、
干しブドウやイチジクをイメージするようなニュアンスも出てきましたので
もしチャンスがあれば、どういう変化を見せるのか試してみたいです!

とても貴重な経験をさせていただきました。
ごちそうさまでした(^-^)/


年末になり仕事もいよいよ大詰め、飲み会も忙しく疲れが取れない方も
多い時期になりましたね。今回はしっとりとしたヴォーカルを。

アルゼンチンの女優でもありシンガーとしても活躍している
Ligia Piro(リヒア・ピロ)の"So In Love"です。
主にジャズ・スタンダードのカバー作品が多いんですけど、
抜けるような透明感のあるヴォーカルが、いかにも王道で心地良いです。

アルバム『ソー・イン・ラブ~ジャズ・アンド・スタンダーズ』収録。

#ボウモア #アイラ #ザ・ウイスキー・エクスチェンジ

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