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アベラワー 1993 17年 DT Rare Auld

何となくタイトルをピアレスからRare Auldに変更してみました。
相変わらずこのラベルを拝見するとピアレスと呼んでしまいますが、
表記については、だんだんRare Auldも増えてきましたので、
今後はこれで統一していこうかな~なんて考えてます。
(忘れるかもしれませんがw)

今回は、Rare Auldから若いアベラワーをご紹介。
このラベルで17年とか書かれてると、「どうなのよ」と思ってしまいますが
若いとはいえダンカンテイラー。きっと美味いんだろうとつい予想しちゃいます。

アベラワー
1993 17年
ダンカンテイラー
Rare Auld

蒸留年:1993年4月
瓶詰年:2011年3月
Cask No.:2843
Bottle:209/295
54.4%

【色】
クリアなオレンジ・ゴールド

【香り】
若く固いリンゴのような甘酸っぱい香りにアプリコット。
甘酸っぱさとパッション感が強く、煮過ぎた紅茶とレモンっぽさ。
乾いた樹皮やバニラ、濃い蜂蜜香が増してくる。遅れてオレンジ。
軽やかで、やや控えめな広がり。端正な印象。

【味わい】
サラサラでライトな口当たり。滑らかだが奥に僅かな粘性。
濃い蜂蜜感だが甘さ・粘りともに控えめ、乾いた枯木とシロップ。
軽いプラムとシャンパン・フルーティーさ。ライトで華やかな風味。
軽くドライフラワー風味を鼻奥に捉え、甘酸っぱさが塩気のようにも。

【フィニッシュ】
意外と粘りのあるアプリコットのような甘くフレッシュな短い余韻。
シロップ感とシトラス系が舌に貼りつくようだが、すぐに消える。

ライトでデリケート。
すごく飲みやすく、香りの華やかさに比べ穏やかな味わいでした。
饐えたようなクタッとしたフルーティーな甘酸っぱさが塩気のようにも感じられ、
香りと、味わい、フィニッシュへの流れが二転三転する印象。

軽めなのが好みで無い方には、物足りないのかもしれませんね。
ですが、この軽やかで華やかな風味は静かに1人で飲むよりも
ついつい饒舌になってしまうような、爽やかなイメージを残します。
ごちそうさまでした♪


若いといえば、こちらのジャズバンドも若く才能溢れる存在でしょう。
若手クラブ・ジャズ・ユニットとして人気の高いquasimodeです。
この手のバンドでは国内最高なのがSOIL & "PIMP" SESSIONSですが
quasimodeは、その次の世代として注目されてきました。

今回は、昨年末にリリースされた"Whisky's High feat. AFRA"を。
日本人のヒューマン・ビートボクサーAFRAをフィーチャーし、
quasimode節全開の生音クラブ・ビート・サウンドが楽しめますよ♪

デビュー・アルバムから聴いていますが、ここ最近では某社が勧める
ウイスキーとクラブ・ジャズのコラボ企画やJJAZZ.net等でも大量オンエアされ、
ますますサウンドが洗練されている印象を受けます。

#アベラワー #スペイサイド #ダンカンテイラー

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