ある意味、’８１ロッホサイド・イヤーだった今年（笑）
リリース・ラッシュだった上半期だけかと思いきや、
秋にはエイコーンからもリリースされ、今回キャプテン・バーンズも出ました。
・・・もうしばらく’８１は無いですよね！？（笑）
キャプテン・バーンズ。
聞きなれない方も多いかもしれませんが、
フランスでアルマニャック等を取り扱っているデュペイロン社のボトルです。
国内販売時には、日本初登場と紹介されていましたが、
海外サイト等で検索や購入されたことのある方は、
もしかしたら何度か見かけたことがあるかもしれませんね。
ロッホサイド
１９８１ ２９年
キャプテン・バーンズ
蒸留年：１９８１年
瓶詰年：２０１０年
５０％
【色】
オレンジ寄りのゴールド。淡く曇った色合い。
【香り】
しっとりと繊細なフルーティーさと僅かに灰っぽさのあるスモーク。
軽いアルコール香の後、すぐにリンゴ、そして洋ナシと杏っぽい香りへ。
次第に薄い蜂蜜とアップルパイ。爽やかな甘さが強く感じられてくる。
やや湿り気のある木質感が奥にあり、次第にミカンっぽさも出る。
【味わい】
クリアで軽やかな刺激がフレッシュ感を伴う口当たり。
爽やかだが軽い質感も得られる固さ。意外と甘さは控えめで植物的。
とても薄いミカン、ベルガモットに軽いナッティーな風味が加わる。
鼻奥に木屑感を捉えながら、蜂蜜、スポンジケーキ、薄いカスタード。
【フィニッシュ】
スッキリとしたシトラス系と緩やかな刺激がスッと細く香り立つ。
植物的なほろ苦さが口中に残り、乾いた木の風味が軽やかに広がる。
まずは軽快で飲みやすい印象でした。
香りに、しっかりとリンゴや洋ナシの風味を感じながらも、
飲んでみると、非常にスッキリとしていて甘さも控えめな印象。
次いで、もう少し厚みが欲しかったかな～とも。
もちろん美味しいんですケド、ちょっとスッキリまとまりすぎちゃってる気が。
TWA・PDに似たような雰囲気ながらも、やや繊細で軽めの香り。
チール・ナン・ノクに近い味わいながらも、やや輪郭がボヤけている感じ。
バランスは華やかさ寄りですが綺麗な方だと感じました。
やはり最後に植物的な風味が穏やかに広がりましたね。
まだ他のものと一気に比較してはいませんが、年末～年始あたりに
時間をみつけてやってみようと思います(^-^)/
いよいよクリスマスも今週末。ということで今回はコチラの１曲を♪
エンヤの"Fairytale"です。
いや～もう特に説明することも無いんですけど（笑）
１９８６年に発売された実質上の１ｓｔアルバム『ENYA』より。
国内では大ヒット後に『The Celts』として再編集されています。
一聴して彼女だと分かる音楽。
故郷アイルランドのケルト音楽とクラシックの融合、
讃美歌など教会音楽をも内包した彼女の音楽はクリスマスに相応しいですね。
#ロッホサイド #ハイランド