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スコッチ文化研究所 静岡支部 アイラセミナー & バーンズ・ナイト

去る1月27日(日)に、静岡市葵区七間町のBar NO'AGEさんで開催された、『アイラセミナー&バーンズ・ナイト』に参加してきました!

当日は2部制になっていて、第1部では、昨年マスターがアイラ島を訪問した際の写真を、プロジェクターを使用してスライド形式で解説を受けながら、アイラの8蒸溜所オフィシャル・スタンダードのテイスティングをするというもの。

第2部では、ハギスやキッパーズ、カレンスキンク等のスコットランド料理とともに、バーンズ・ナイトを楽しもう、というものでした。

当初は、第2部のみ参加しようかと思っていましたが、幸い仕事が休みだったのと、こうしてアイラのオフィシャル・スタンダードを比較テイスティングするというのは、とても久しぶりでしたので、せっかくの良い機会だからと第1部・2部両方とも参加しました。

まずは第1部のセミナーです。

スライドで見る各蒸溜所施設の様子やアイラ島の風景は、非常に見応えがあって、ついつい食い入るように見てしまう写真ばかり。滞在時の様子を思い出したのでしょうか、マスターの解説も次第に熱を帯びていき、こちらにも熱気が伝わってきました。

テイスティングでは、各蒸溜所のオフィシャル・スタンダード品をテイスティング。久しぶりに飲むものばかりで、かなり記憶と違っていた銘柄も多かったのが印象的でした。

最も印象が違っていたのはボウモア12年。
かなり美味くなっていて正直ビックリしました。僕が抱いていたイメージは、ちょうどパヒュームが取れて、岩礁のようなヨードと磯・潮の香味が強かったようなイメージでしたが、かなりフルーティーで洗練されたものになっていました。

また、ラフロイグ10年も、思っていた以上に独特なラフロイグ香が薄くなっていて、柑橘系フレーバーが強くなっていました。

ブルイックラディは相変わらずの優しいロースト麦感でしたが、やや塩気が強くなっていたような印象。アードベッグ、カリラ、ラガヴーリンは、普段飲みやイベント等でオフィシャルを何度か飲んでいたこともあって大きな印象の変化は感じなかったので、それぞれの個性の違いを確認しました。

キルホーマンは新しいので比較的記憶に残ってましたし、ブナハーブンに関しては・・・すっかり忘れてたので改めて味わっていました(笑)

最後にブラインドで1つ出されました。
香りで即断、飲んでみて確信・・・といった感じで答えはラフロイグ。まあ記憶と違ったイメージだったとはいえ、さすがにラフロイグは間違えなかったのでひと安心・・・だったのですが、少量ずつとはいえ8種類のアイラを飲み干して、すでに胃の中・口の中はピートで満載。てっきりクォーター・カスクあたりか?なんて思ってしまいましたが、普通に10年でした(汗) おいおい、ついさっき飲んでたじゃーん(笑)

他にはカリラ、ラガヴーリンと解答する方が多かったです。確かにカリラは間違えそうですね。

続く第2部は、スタンディング形式でバーンズ・ナイト♪

マスターの料理はめちゃくちゃ美味いので、実は料理が参加の理由の1つにもなってました(笑) 出された料理は定番のハギスをはじめ、キッパーズにカレンスキンク、ローストビーフなど、どれもとても美味しくモルトとの相性も最高でした。

バーンズ・ナイト用に並んだボトルは、手酌でドンドン飲んでいいとのことでしたので、お言葉に甘えてどんどん・・・さらに別料金でバックバーのボトルを飲み出したりする僕・・・(無理言ってすみませんでした)

さらに、「しょうがないな~」と言いつつ、楽しそうに追加ボトルを開けるマスターと、テンション上がる我々(笑)

バーンズ・ナイト中も、セミナーでは見られなかったスコットランド旅行時のアイラ以外の写真をスライドで流していて、皆さん料理とモルト、スコットランドの風景を存分に愉しんでいました。

とても和やかでゆったりとしたバーンズ・ナイトで、以前からお会いしたかった方にもお会いすることができ、本当に時間が経つのがあっという間でした。

マスターをはじめ、参加された皆様ありがとうございました!
来年もぜひ!!
(来年のハギスは本気度が違うらしいです♪)

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