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グレングラント 1970 40年 スペイサイドウェイ13周年記念ボトル

スペイサイドウェイ13周年記念ボトル。
最後の1杯はグレングラントです。先の2本はコチラからどうぞ。
 → グレンロセス 1969 40年
 → グレンリヴェット 1970 40年

もうコレをいただいている最中は、他のブロガー様2人と飲み始めているので
話に夢中になりがち(いつものこと)
慌ててテイスティングに集中(いつものこと)
そして後ろにズラッと控えるボトルの数々(いつものこと)
これらも全部飲んじゃいますよ(いつものこと)
でも楽しいからオールオッケーです♪

グレングラント
1970 40年
Speyside Way 13th Anniversary

蒸留年:1970年
瓶詰年:2010年
シェリーカスク 46.1%


【色】
鮮やか綺麗な琥珀色、僅かに表面がオレンジがかっています。

【香り】
やや強めの鼻先にツンとくる刺激と熟成感の調和。
甘く豊かな香り、バナナ、プラムからレーズンへ。
シナモン入りの紅茶、べっこう飴、メープルシロップ。
鮮やかさを保ちつつ、徐々に柔らかく丸みのあるマシュマロっぽさ。

【味わい】
リッチで粘性を僅かに感じ、ほど良い刺激もある口当たり。
甘酸っぱい鮮やかな風味、ビターオレンジ、アプリコットジャム。
表面に草っぽさを感じながら、ミルクチョコ、アップルパイ。
やや粉っぽさを感じながら濡れた枯葉や古木。やや奥まった印象。
シナモンチョコのような風味がじんわりと口中全体に広がります。

【フィニッシュ】
渋めのブドウっぽさ、ごく僅かにパッションフルーツの返り。
メープルシロップ、ザラメっぽさが残り、メロウで長い余韻。

いや~美味いですね♪
ゆったりとしてる味わいなのにテンションは上がりっぱなしです(笑)
濃口の重厚シェリーだと、その厚みに感覚を奪われがちですが、
こういった、穏やかで後から後から様々な風味が鮮やかに現れたり
濃いフルーティーさが優先されたニュアンスですと、華やかさと十分な飲みごたえを感じることができ、個人的にはとても好きな味わいです。

こんなモルトを、ゆっくり家で好きな音楽を聴きながら愉しみたいものです。

どれも素晴らしいモルトでした♪
ちょっと遠いので頻繁に伺うことはできませんが、なるべく機会を作って勉強しに伺いたいと思っています。ありがとうございました!

コルトレーン。
最も好きなサキソフォニスト。
ロックと同時進行でジャズも15年以上聴いてますが、常に不動の頂点です。
ただ、Barで最も聴きたくないジャズ・ジャイアンツがコルトレーン。
K6に伺った際にも話題になったのですが、コルトレーンが流れると他のことに集中できなくなっちゃうんですよね・・・。
コルトレーンのアルバムで最も好きなのが「Giant Steps」。
その中から1曲。コルトレーンで10曲挙げろと言われたら必ず入る1曲です。
色んなモルトに合いますが、このグラントにも良く合うと思います。

♪John Coltrane – Naima

#グレングラント #スペイサイド

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