すっかりお馴染みなった「モルツ・オブ・スコットランド」より。
バーボン・ホッグスヘッドの個性が素敵なロングモーンでした♪
ボトルを見ると間違わないんですけど、ボトルを見ずに会話してると、
TWEの「ザ・シングル・モルツ・オブ・スコットランド」と勘違いしたことは
遠く懐かしい思い出・・・(笑)
同時期に幾つか興味深い銘柄もリリースされてましたよね。
インチガワーとレダイグは飲めましたが、残りはまだまだ(>_<)
たぶん・・・全部は飲めそうにないですが、機会があればイイな~。。
さてさて、この同い年ロングモーン。
個人的にはバーボン樽熟成が久しぶりということで楽しみでした♪
ロングモーン
1976 34年
モルツ・オブ・スコットランド
蒸溜年:1976年5月7日
瓶詰年:2011年1月
Cask No. 5892
Bottle No. 14/132
バーボン・ホッグスヘッド
51.5%
【色】
やや、くすんだ琥珀色。
【香り】
クリーミーで柔らか、やや温かめの麦香とスパイス。
全体は白桃、ミルキーで柔らかだが、ツンと鼻奥に突く白コショウ。
ホワイトチョコやシリアル、若いリンゴ、焼き立てスポンジケーキ。
乳香のような甘爽やかさ、湿った生木。奥にバニラ味のタバコ。
【味わい】
僅かに粘性を帯びつつ、爽やかでミルキーな口当たり。
蜂蜜バニラ、カスタード、材木店や畳屋の店先。
奥にスズランっぽいフローラルと、柔らかな刺激を舌にジワッと。
徐々にリンゴと洋ナシ、消しゴム、ホワイトチョコとピーナッツ。
【フィニッシュ】
淡く穏やかで温かみのある爽やかな余韻。
バニラとレモンクリームが程よく伸びる。最後に僅かに生木っぽさ。
香りと味のバランス、一体感があって、バーボン・カスクらしい美味さ。
滑らか・柔らかなミルキーな風味も、しつこさがなく甘爽やかな印象。
生木感もありますが、これも嫌味な感じがしないですね。
もう少し若いロングモーンに見られる、クリーミーな木質感でしょうか。
この風味は好みが分かれるかもしれませんが、個人的には好みです♪
時間を置くと、ごく僅かにミルクティーを連想させるような風味も。
柔らかなクリーミーさが伸びていき、しっとりとした麦感も出ますね。
若いイチゴに練乳をかけたようなニュアンスも、ごく僅かに出てきて、
今後の展開がチラッと見えたような気もしました。
もう少し時間を置いて再度試してみたいな、と思いましたよ!
シェリー系も良いけど、こういう路線も良いですね(^-^)v
#ロングモーン #スペイサイド