MENU

スプリングバンク 1996 14年 ハートブラザーズ

少し前にリリースされたスプリングバンク。
ハートブラザーズのファイネスト・コレクションよりカスクでのリリースです。

このシリーズのバンクといえば・・・
そう、昨年夏の終わりごろにリリースされた1993 17年ですよね。
あれは美味かったですよね~♪

実は、去年のHBスプリングバンクには少し思い出が(笑)
都内で初めて飲んだ時に、美味しかったのでネットで検索。
買おうと思って迷っていたら、翌日に売り切れててガッカリ(>_<)
ためらってはいけないな、と胸に刻んだバンクなんですよね・・・。

そういうこともあって(多少ムカついてw)、未だ記事にしてません(爆)

スプリングバンク
1996 14年
ハートブラザーズ
ファイネスト・コレクション

蒸留年:1996年11月
瓶詰年:2010年1月
ファーストフィル・シェリー・ホッグスヘッド
55.2%

【色】
クリア、紅茶のよう。

【香り】
シェリー由来の甘さ+香草+潮香→かなり複雑。
ハーブ系の草の香りと、純黒糖の薄甘い香り。メープル。
薬草系のリキュールや咳止めシロップを連想させる。
穏やかさの奥にツンと刺激。クローブ。

【味わい】
柔らかい刺激と淡い粘性、舌触りは濃い目だが爽やかな甘さ。
草・葉、青切りミカンの爽やかな植物感。プラムとブルーベリージャム。
若いベリー系の渋さを僅かに感じるが、すぐに消え、メープルシロップ。
塩キャラメル、ザラメのような甘さの後に、じんわりと塩、アーモンド。

【フィニッシュ】
鼻奥にシェリー由来のゴム感を少しだけ。ビターカカオ。
麦チョコ、ほろ苦さが残り、短めでフレッシュな余韻。

おっ!?
好みのタイプです♪

なかなか良い、っていうか面白いんじゃないでしょうか!?
最初は複雑で、「んっ?」と思いましたが、
すぐに固さが無くなり、甘さとともにハーブ系の爽やかさが。
この絡み方が複雑で面白いと思います♪

ただ、個人的には去年の'93 17年の方が美味いかな・・・。
ま、今さら比較できませんし、あれはイメージでしか残ってないので
何とも言えませんが、インパクトでは去年の方が強いかと。

でも、このバンクは味わいの複雑さや変化が、かなり面白いです!
機会があれば試してみてはいかがでしょうか(^-^)/


なんだか最近とっても暑いので、こんな感じの曲をセレクト♪

スウェーデン発のクラブジャズユニット、KOOPの「Come to Me」です。
北欧クラブジャズといえば、ここ4~5年はシーンの最先端にいましたが
ここ最近は落ち着いたようですね。

この曲は2007年リリースの3rdアルバム「Koop Islands」に収録。
このアルバム以降、生音への回帰が注目されるようになったと思います。
でも、すべての楽器をサンプリングしてるんですけどね(^_^;)

ボーカルは日系のユキミ・ナガノ。
彼女は、リトル・ドラゴンというプロジェクトでも活動してます。

#スプリングバンク #キャンベルタウン

この記事を書いた人