ロッホサイド1981、3本目はチール・ナン・ノクです。
チール・ナン・ノク(以下チルナン)といえば、スコッチモルト販売からリリースの
閉鎖系シリーズですよね。
ケルティックなラベルデザインも、なかなか良い感じです♪
ですが、このチルナン。
ラベルに記載されている情報が少ないっ!
銘柄名・蒸留年・度数くらいの記述のみで、他の情報が記載されていません。
これは困りますね・・・。
と、思うのは単なる杞憂で。
実は、スコッチモルト販売さんのショップHPを見るとキチンと記載あり♪
(あ、皆さん御存知ですよね)
ちなみに過去のチルナンもWEB上で販促チラシのPDFを検索できますよ。
(コレも知ってますよね 汗)
さて、チルナンのロッホサイド。
飲んでスグ分かるバーボンカスクなわけですが、かなり爽やかで軽やか!
TWAパーフェクト・ドラムや信濃屋ラベルとは違った方向性を感じました。
ロッホサイド
1981 29年
チール・ナン・ノク
スコッチモルト販売
蒸留年:1981年
瓶詰年:2010年10月
Cask No. :765
Bottle :224
バーボン・ホッグスヘッド
51.1%
【色】
クリアな小麦色。
【香り】
奥の方にクリーミーな滑らかさのある、クリアで爽やかな香り。
洋ナシを先頭に完熟のマスクメロン、仄かなライムと青切りミカン。
ツンと鼻を突くようなアルコール香があるが、すぐに柔らかなシロップへ。
徐々にバニラとメロンが強くなり、鼻奥に爽やかなミント、青リンゴ。
【味わい】
香り同様に爽やかでクリア、ジューシーでフレッシュなフルーツ感。
軽く酸味のある刺激が舌に乗り、口中にマスクメロンと青リンゴ。
ミントと青い草の風味とともに薄いシロップ、バニラ、乾いた木材。
時間を置いてシロップ感が増し、ベタっとした舌触りとジンジャー。
軽やかさや爽やかさが落ち着き、ドライな風味に気付く。
【フィニッシュ】
若いマスクメロンと青リンゴの皮、草、ライムがシャープに鼻に抜ける。
キリッとした刺激を喉に感じるが、やはり爽やか。短い余韻。
始めから終わりまで、ずーーっと爽やか!
これは非常に飲みやすいですね♪
始めは、アルコールの香味が若干強く感じられましたが、
すぐに柔らかくなって、洋ナシやメロン、青リンゴ・・・。
時間を置くと、だんだんベタっとしたシロップ感が強く感じられ、
やや意外なドライな風味も出てくるような印象も持ちました。
ただ、これだけ爽やかだとスイーッと飲んじゃいましたけど(笑)
こういうスッキリ系が好きな方には、ぜひオススメしたいです♪
欲を言えば、もう少し厚みのようなモノが欲しかったかな・・・。
#ロッホサイド #ハイランド