スコティッシュ・リキュール・センターの『ベナーケオ』。
おもにイギリス国内向けの商品だそうで、ほとんど日本には入荷されないのだそうですね。そんなワケで、馴染み無いどころのハナシじゃないです(汗)
え~っと・・・詳しい解説は、きゃず3様の記事をご覧ください♪
こちらは地元Barにて。
富士御殿場蒸溜所見学の前日に、このクライヌリッシュ同様に選んだ1本です。
で、実際に出してみると、な・・・なんと前日に話題になったのだそう!!
一方で飲みたいと話題になり、もう一方で作戦会議で選び出し・・・。
すっごい偶然ですね~♪
さて、このモートラック。
抜栓一発目→翌日、ということで、まだまだ固い印象でしたが・・・。
モートラック
1991 18年
ベナーケオ
スコティッシュ・リキュール・センター
蒸留年:1991年6月11日
瓶詰年:2009年12月22日
Cask No. 5142
Bottle 6 / 557
58.5% ファーストシェリー・バット
【色】
深紅の琥珀色。
【香り】
非常に豊かなシェリー由来の香り。濃厚かつ芳醇な芳香。
グリスをまとった濃いブドウジュース、ブルーベリー。
キャラメルソース、古木の樹皮、深入りのアーモンド。
香りからもペタッとした印象で、フルーツ系の渋い香り。
もちろん抜栓直後なので固い印象ですが、華やかさは感じられます。
いかにもシェリーのモートラック。
【味わい】
ややベタつきのある口当たり。
生キャラメルのクリーミーさから、一気にプルーンっぽさが広がります。
ベリー系フルーツのような渋さが強く、完熟アメリカンチェリーのようにも。
グリス、ワックス系の風味を帯びているのは抜栓直後だからでしょうか。
慣れてくるとイチゴジャムが見え隠れしますが、それは今後に期待。
アーモンドチョコ、濡れた木材。舌にジンジャーっぽさ。
【フィニッシュ】
非常に弾力のある力強いフィニッシュ。
ジンジャーっぽい温かな刺激からベリー系のジャム感が鼻奥に。
はっきり言うと渋さが先行してますね。エグイと言ってもいいくらいかと。
ただし、これはまだ抜栓直後なので何とも言えません。
というか、飲みながらも今後どんどん開いていきそうな雰囲気が十分に感じられました。
ちょうど飲んでる最中も、「これから開きそうだね」といった会話になりましたし♪
もう少し経ったら・・・う~ん、初秋頃まで残っていたら鮮やかになっているかも!?
まぁ、でもこういう味わいは寒い時に飲みたいですね♪
とりあえず、今後が楽しみです!
#モートラック #スペイサイド